10月20日(土)に「ドロ刑-警視庁捜査三課-」(毎週土曜夜10:00-10:54日本テレビ系)の第2話が放送される。放送を前に、そのあらすじと現場リポートを紹介する。

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第1話をおさらい!

本ドラマはSexy Zone・中島健人が刑事役で主演を務め、伝説の大泥棒・煙鴉(遠藤憲一)とタッグを組む異色の刑事ドラマ。

10月13日放送の第1話では、プライベート重視の今どき男子の斑目が、警察官から突然刑事になるべく辞令が下る。戸惑う彼が出会ったのは、警察もその正体をつかめないという伝説の大泥棒・煙鴉だった。煙鴉は斑目が「刑事に向いている」と告げ、泥棒を捕まえる極意を教え、大物窃盗犯・キツツキのマサ(高橋克実)と攻守が激しく入れ替わる取り調べで自供を引き出す事に成功した。

■ 第2話は、笹野高史演じる「忍び込み」大物を捕まえられるか!?

第2話は、キツツキのマサの1件で、精鋭集まる捜査三課の新設部署「13係」に配属されたと喜ぶ斑目が、実はそこはまるで問題児の寄せ集めのような残念な部署だったと気付く事から始まる。

そんなことは気にも留めず、調子外れの明るさで13係を仕切る係長・鯨岡(稲森いずみ)の指揮の下で担当する最初の事件は“ノビ”と呼ばれる、寝静まった家に忍び込んで盗みを働く手口の窃盗犯の事件。

鮮やかな窃盗技術を持ちながらわざと痕跡を残すその犯行手口から、犯人はノビの大物で“黒蛇”の異名を持つ大堂吾郎(笹野高史)の犯行と推測。大堂の名前を聞いた勝手田(丸山智己)はなぜか怒りに震えていた。

一同は大堂の家を見つけるため、手分けして出没エリアの張り込みをする。しかし、13係のメンバーは元捜査一課でプライドの高い皇子山(中村倫也)に、酒好きの左門(板尾創路)、ギャンブル好きの瑤子(江口のりこ)、人混み嫌いの細面(野間口徹)に、ド素人の音楽隊出身で刑事経験のない美希(石橋杏奈)と、やる気と実力不足で捜査は停滞。

諦めモードで愚痴る斑目の前に現れた煙鴉(遠藤憲一)は、雑踏の中一人必死に見当たり捜査をしている勝手田の姿を見せる。

その夜、自分のヘマで尾行に失敗しバーで愚痴る斑目に、煙鴉は「三課の仕事はチームプレイ」だと説くのだが…。

翌朝、斑目の家に煙鴉から大堂の自宅住所を書いたメモが届けられる。煙鴉のアシストを受ける斑目。そのことで13係の捜査は急展開。全員総出の張り込みの末、いよいよ次の犯行に向けて大堂が動き出したその時、13係の前に予想もしない相手が立ちはだかる。事件は解決できるのか!?

■ 第2話のポイントは?

先述したあらすじから、「丸山演じる勝手田の過去」「チームプレイ」「予想もしない相手」に何か物語の展開がありそうだ。今どきの若者・斑目にチームプレイという意識は芽生えるのか。煙鴉はどんな形で斑目をサポートするのか。

また、予告動画では頭に冷却シートを貼ってフラフラとなる斑目や、刑事なのになぜか手錠を掛けられる斑目のてんてこ舞いの姿も公開され、事件が前向きに進むとは到底思えないが、どのようにストーリーが展開するか注目だ。

■ 初仕事となる13係勢ぞろいのシーンを取材!遠藤憲一も登場し…

テレビジョンは13係として初めての事件に挑む、捜査会議のシーンを取材。この日、中島プロデュースで野間口の誕生日を祝った13係のメンバーはより一層結束を固めた様子。

野間口は「現場でお祝いしてもらうのは初めて」という言葉通り、自分が中心になってケーキの前で撮影するのも不慣れだったようで、首から下げているIDカードに生クリームを付けてしまい、それが衣装にも付着してしまいドタバタ。

お祝いムードを一旦仕切り直し、撮影し直すと、全員が真剣に芝居モードに目の色が変わる。中島はカメラが止まるたびにモニターに駆け寄って、OKが出た映像をチェック。絶妙なやり取りには「フフッ」と笑う姿も。

まだまだ13係としての撮影は多くはなかったタイミングだったが、NGはほとんどなく、順調に撮影を進めていた。

撮影が一段落した頃、遠藤がちょうどスタジオ入り。中島の姿を見つけると、パァっと顔が明るくなる遠藤。「絶好調?」と遠藤が話し掛けると、「最高潮!」と韻を踏んで返す中島。ちょっとしたやりとりにも、コンビネーションがバッチリである事を感じさせる現場だった。(ザテレビジョン

遠藤憲一演じる煙鴉