ロナウド加入で世界的な注目度が高まるセリエA

 今季から絶対王者ユベントスに、サッカー界のカリスマであるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが加入した。その影響で、イタリアのトップディビジョンであるセリエAは今、世界的な注目度が高まっている。英紙「デイリー・メール」は、セリエAで現在プレーする選手の中からベストイレブンを発表した。

 同紙は欧州4大リーグである英プレミアリーグイタリアセリエAスペインリーガ・エスパニョーラ、そしてドイツブンデスリーガの各ベストイレブンを選出する特集企画を組んだ。

 セリエAのベストイレブンは、若手からベテランまでバラエティー豊かな顔ぶれとなった。システムは3-4-3が採用され、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマACミラン)がゴールマウスを守る。その前方には、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(ナポリ)、スロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(インテル)、ギリシャ代表DFコスタス・マノラス(ローマ)というリーグを代表する実力者3人が並んだ。

 両翼のウイングバックには、右に今夏インテルに加入したばかりのクロアチア代表DFシメ・ヴルサリコ、逆サイドユベントスで台頭著しいイタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラが選ばれた。


絶対王者ユベントスと対抗馬のインテルから最多4選手が選出

 中盤は元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランインテル)と、ユベントスボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチ(ユベントス)という武闘派とテクニシャンの組み合わせになった。

 そして、ナンバー10(トップ下)のポジションには、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(ユベントス)。2トップはポルトガル代表FWロナウドと、その相棒にインテルのエース、アルゼンチン代表FWマウロ・イカルデイが入った。

 クラブ別に見ると、7連覇中の王者ユベントスと、対抗馬と目されるインテルからそれぞれ最多タイの4人。ローマミランナポリから一人ずつとなった。惜しくも11人枠には入らなかったが、控えにはGKヴォイチェフ・シュチェスニー(ユベントス)、DFジョルジョ・キエッリーニユベントス)、FWドリース・メルテンス(ナポリ)、MFドウグラス・コスタ(ユベントス)、FWゴンサロ・イグアインACミラン)が名を連ねている。


Football ZONE web編集部)

ロナウド加入で世界的な注目度が高まっているセリエA【写真:Getty Images】