新潟に続々と誕生している淡麗系の新店。今回は2017年12月に万代に誕生した、塩味一本の店を紹介する。

【写真を見る】あっさり派もチャーシューをたっぷり楽しめる肉そば950円

■ 雑味を排除して実現した塩オンリーのこだわり麺「越後中村家」

和洋中問わず、日本各地のさまざまな飲食店で働いてきた店主が作るラーメンは塩味一本。黄金色のスープは、煮出しの際に出る脂を丁寧に取り除いて生まれる。雑味を極限まで減らしたスープ素材の味を感じられ、あっさりとして飽きのこない優しい味に仕上げている。

「肉そば」(950円)では麺が見えなくなるほど、6枚のチャーシューが豪快にのる。トントロ・バラ肉・肩・ウデ・モモ・ヒレの異なる味わいと食感を最後まで楽しめるのは、あっさり系スープだからこそ。

「あご出汁らーめん」(850円)も淡麗派なら食べたいメニュー。ハラワタを取り除いて弱火でじっくりと煮出したアゴダシと、豚骨・鶏ガラを合わせたダブルスープ。雑味のないストレートな旨味だ。

また、調理はすべてIH調理器を使うことで店内のにおいや煙を少なくし、清潔感を保つ工夫も。経験を生かしたこだわりの店づくりにも注目だ。

■越後中村家 住所:新潟市中央区万代5-4-35 タツミビル1F 電話:なし 時間:11:30~14:00、18:00~23:00(LO各30分前) 休み:水 席数:11席(カウンター5、テーブル6) タバコ:禁煙 駐車場:なし(東京ウォーカー(全国版)・ラーメンWalker編集部)

入口はビルの奥まったところにある