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生きていると「もしも〇〇だったら…」と考える瞬間が度々あるだろう。 人は、自分の力ではどうしようもできない時、普段は信じない癖に「神頼み」をすることがある。
しらべぇ編集部は、全国20〜60代男女1,363名を対象に「もしも願いが叶うなら」についての調査を実施。 今回は、「宝くじが当たる」「亡くなった人に会える」と、現実的な夢とプライスレスな出来事の2つをチョイス。
■宝くじ派が圧勝
(©ニュースサイトしらべぇ)
当たる金額を提示していないにも関わらず、全体の76.6%が「宝くじ」と回答。なお、宝くじ派は男性80.3%に対して、女性78.8%と、やや男性のほうが割合が高い。
実際のところ映画のワンシーンのような感動ではなく、宝くじが当たった時の興奮を求めている人が多いことが判明。
■20・30代は故人に会いたい率が高い
ところが、男女・年代別でみると、割合にバラつきがあらわれた。
(©ニュースサイトしらべぇ)
亡くなった人に会うことを選択する人は、男女ともに年代が若いほど多い。中でも30代女性、20代男性は突出し、3割に迫っている。 一方、女性は40代で14.1%と極端に下がり、60代では2割に及びV字回復。
若い頃は、身近な人の死に直面する機会が少ないため、なかなか受け入れることができないが、40代から徐々に死と向き合えるようになり思い出として心に刻めるのかも。
■ロマンよりも今の生活が大事
では、年収別ではどうだろうか…
(©ニュースサイトしらべぇ)
年収300万円以下は「宝くじ派」が最も多く、およそ8割。どの世代でも宝くじ派が圧勝の結果となった。一方、「故人に会いたい派」は1000万以上が最も高く3割強。
年収がどれだけ高くても、お金はあるに越したことがないと考える人が多いことがうかがえる。「宝くじ」と回答した人の中では、一体いくらが当選したことになっているのだろうか。
■思い出は思い出のままが良い?
「亡くなった人に会えること」について、ネット上には、こんな声も…
「願いが叶うなら亡くなった人に会いたい。ごめんねって ありがとうって伝えたい」
「もう死んだ人には会えないのがほんとに嫌だ。何年も何年もその人のこと考えて生きてる」
「死んだ人は思い出のままでいいかな。会えても喧嘩したりしたら思い出が台無し。美化したままが丁度いい」
「もう一度会いたいけど、人間いつかは死ぬ。その人との思い出を糧に生きることが大切だと思う」
誰しも故人に会いたいという気持ちはあるが、死を受け止め思い出として心に留めておくことが、自分にも亡くなった人にもベストと考える人が多いようだ。
故人を想うことは大切だが、まずは生きている自身の生活を安定させることが第一。「もし、宝くじが当たったら…」と妄想しながら楽しめる心の余裕が、人生には大切なのかもしれない。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年8月31日~2018年9月3日
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)
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