現役最高峰GKを最後尾に闘将ジョン・テリーが守備陣を統率
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、現代サッカーを代表する名将だ。プレミアリーグではチェルシーとユナイテッドの強豪2クラブで指揮を執っているが、現地時間20日の直接対決にかけ、衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は、両クラブに所属していた“モウリーニョ・チルドレン”でベストイレブンを選出。確執が噂されるフランス代表MFポール・ポグバや元イングランド代表DFジョン・テリーなど豪華な顔ぶれが並んだ。
モウリーニョ監督はチェルシーで2度にわたって指揮を執り、プレミアリーグ優勝3回制覇など輝かしい実績を残した。しかし、今季3年目を迎えるユナイテッドでは、不振から進退問題が浮上するなど、苦しい戦いが続いている。
記事では、直接対決にかけてモウリーニョが指導したチェルシーとユナイテッドに在籍していた“チルドレン”の中から11人を厳選している。
守護神には、元チェコ代表GKペトル・ツェフ(現アーセナル)を抑え、ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアを選出。現役最高のGKの一人に数えられ、今季も指揮官を何度も救っている。
最終ラインは全員チェルシー勢。サイドバック(SB)は、2度目の就任の際に主力として稼働したスペイン代表DFセサル・アスピリクエタが右、欧州最高の左SBと呼ばれた元イングランド代表DFアシュリー・コールが左に入った。センターバックは、アストン・ビラのアシスタントコーチとして“第二の人生”をスタートしたばかりのテリー、チェルシーの守備陣を長年支えた元ポルトガル代表DFリカルド・カルバーリョの黄金コンビが選ばれた。
中盤はチェルシーで活躍したMFクロード・マケレレとポグバの新旧フランス代表に加え、チェルシーを強豪クラブに押し上げた立役者の元イングランド代表MFフランク・ランパードが入った。
そして、強力FW陣には、先日「もう一度モウリーニョ監督と仕事をしたい」と公言したばかりのベルギー代表FWエデン・アザールと、現在のユナイテッドでストライカーとしてゴールを量産しているベルギー代表FWロメロ・ルカクのベルギーコンビを選出。そして、チェルシーで4度のプレミアリーグ制覇と、4度のFAカップ優勝を成し遂げた偉大なるストライカー、元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバが最前線を務める。
モウリーニョ監督の偉大さを改めて知ることができる顔ぶれとなっている。
GK
ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド/スペイン代表)
DF
セサル・アスピリクエタ(チェルシー/スペイン代表)
ジョン・テリー(元チェルシー/元イングランド代表)
リカルド・カルバーリョ(元チェルシー/元ポルトガル代表)
アシュリー・コール(元チェルシー/元イングランド代表)
MF
クロード・マケレレ(元チェルシー/元フランス代表)
ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド/フランス代表)
フランク・ランパード(元チェルシー/元イングランド代表)
FW
エデン・アザール(チェルシー/ベルギー代表)
ロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド/ベルギー代表)
ディディエ・ドログバ(元チェルシー/元コートジボワール代表)(Football ZONE web編集部)
コメント