赤ちゃんの名づけは、姓名判断を参考にしたり、生まれた季節やその年代に人気のタレントの名前を使ったりなどその方法は様々。

最近は、○太郎、○一郎、○子などの名前も増え、いわゆる”キラキラネーム”は減少傾向とも聞きますが……、2018年の名づけのトレンド、ちょっと気になりますよね。

今回は、「赤ちゃんの名づけ」についてのお話です。

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2018年9月生まれのベビーは「自然派ネーム」が多し!

まずは、最新の名づけトレンドを見ていきましょう。

命名
Emi-s / PIXTA(ピクスタ)

2018年9月の名づけトレンドを「株式会社ベビーカレンダー」が9月生まれのお子さん8,500人を対象に調査。

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9月生まれの女の子に人気の名前ランキングのトップは「楓」

女の子
プラナ / PIXTA(ピクスタ)

続いて2位は「葵」「凛」で、漢字1文字の名前がTOP3位にランクインしました。

4位の「結衣」そして、5位の 「杏」は、2017年度のランキング30位台から大きく順位をアップ。

好感度の高い人気女優のあの人がすぐに浮かぶこちらの名前、トレンドというより人気の名前として定着しているような気もしますよね。

9月生まれの女の子の名前の傾向を見てみると、「楓」や「葵」「杏」「莉子」といった植物をイメージする名前が上位に入っているようです。

秋は、紅葉など自然を楽しむにはもってこいの季節、自然を感じさせる名前が上位に入るのには納得です。

一方で、男の子のランキングのトップは「蓮」。2位は「大翔」、3位は「湊」となりました。

男の赤ちゃん
Ushico / PIXTA(ピクスタ)

2017年のランキングと同じ名前がランクインする形となり、「伊織」や「朝陽」、13位の「碧」など男女を問わず使える名前が目立ちます。

 

読み方が何通りもあるケースも!

女の子のトップを飾った「楓」ですが、読み方は訓読みで「かえで」、音読みで「ふう」

女の赤ちゃん
Satoshi KOHNO / PIXTA(ピクスタ)

組み合わせで何通りもの読み方、名前ができるんです。

また、「一楓」と書いて「いちか」などの場合もあり、”読めそうで読めない名前”が増えているよう。

確かに「心桜」と書いて、こころちゃん、さくらちゃんなどもいらっしゃいますよね。

アンケート

読み方のトレンドを見ると、特別珍しい名前というのは見当たりません。

その分、何通りもの漢字が使われており、「名前の「読み方)ランキング」と「名前の漢字ランキング」で乖離が見られるというのが現代の名づけの特徴といえそうです。

 

名づけは常に世相を反映している!

出生届
mits / PIXTA(ピクスタ)

アカチャンホンポ」による、2018年上半期の名づけトレンドを見てみると、人気ドラマの影響であったり、上半期ということで”春”らしい暖かいイメージを彷彿とさせる「陽」や「さくら」などが上位に挙がりました。

1960年代の高度成長期には、No.1を想起させる「一」が入る名前が多くなる、など名づけは世相を反映すると昔からよく聞きます。

2019年は新元号に改元され、2020年は東京オリンピックも開催されます。

日本人にとって大きな変化を迎えるため、名前のトレンドにも変化が見られそう。

今後どんな名前が上位になるのか楽しみですね!

 

【参考】

※ 2018年度「9月生まれベビーの名づけトレンド」発表 女の子の名前はナチュラルさをイメージさせる“植物”がキーワード!「結衣」が急上昇!今年注目の有名女優やスポーツ選手の影響か!?

※ 赤ちゃん本舗『2018年上半期 赤ちゃん命名・お名前ランキング』発表!

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