ドルトムントは20日、ブンデスリーガ第8節でシュツットガルトとのアウェイ戦に臨み、4-0で完勝した。ドルトムントのMF香川真司はベンチ入りしなかった。

▽代表ウィーク前の前節アウグスブルク戦では途中出場アルカセルの圧巻のハットトリックで4-3と撃破して首位をキープしたドルトムント(勝ち点17)は、4日後にチャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ・マドリー戦を控える中、ロイスやサンチョ、好調のアルカセルらが先発となった。

▽最下位に沈みコルクト前監督を解任してヴァインツィアル監督を招へいしシュツットガルト(勝ち点5)に対し、[4-3-3]を採用したドルトムントは、3トップに右からサンチョアルカセル、ラーセンと並べ、トップ下にロイスを配した。

▽そのドルトムントは開始3分、ラーセンが左サイドを突破した流れからボックス左のロイスが中へ折り返し、ファーサイドサンチョが蹴り込んであっさり先制する。

▽その後、8分にCKからゲントナーのヘディングシュートがGKビュルキを強襲し、続く20分にもゲントナーのミドルシュートが枠を捉えたが、GKビュルキがセーブする。

▽すると23分、ドルトムントが突き放す。ロイスのスルーパスで右サイド深くまで進入したピシュチェクの折り返しをボックス中央のロイスが蹴り込んだ。

▽さらに2分後、パヴァールのミスパスをカットした流れからアルカセルがGKとの一対一をループシュートで制して3-0とし、余裕の展開で前半を終えた。

▽後半からアルカセルに代えてフィリップを投入したドルトムントは、開始3分にCKの流れからゲントナーに決定機を許すも、相手のシュートミスに救われる。

▽続く52分にもピンチを迎えたが、アズカシバルのゴール至近距離からのシュートはGKビュルキが身体を張ったファインセーブで凌ぐ。

▽その後、71分のゲントナーのミドルシュートもGKビュルキが防いだドルトムントは、85分に途中出場のフィリップがボックス右から枠の左にシュートを決めて4-0で圧勝。最下位チームを難なく下して首位を堅守している。

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