リバプールは20日、プレミアリーグ第9節でハダースフィールドとアウェイで対戦し、1-0で勝利した。

▽ここまで6勝2分けと無敗を続けるリバプール。しかし、インターナショナルブレイクの間に主力4人が負傷する事態に見舞われた。心配された先発メンバーにはその4人のうち、ファン・ダイクサラーが名を連ねたものの、ナビ・ケイタとマネはベンチ外となった。その他、攻撃陣にはスタリッジとシャキリが選ばれている。

サラー、スタリッジ、シャキリと今季初の顔ぶれとなったリバプールの3トップ。とはいえ役割は変わらず、トップのスタリッジが下がってポストになることはあるものの、比較的自由にポジションを入れ替えながら攻撃の形を作っていく。

▽なかなかシュートまで運べなかったリバプールだが24分、J・ゴメスの縦パスを敵陣中央で受けたシャキリから、ボックス右に走り込むサラーにパスが送られると、サラーは右足で流し込み先制点を奪った。

▽失点を許したハダースフィールドだが、リバプールと互角の戦いを見せる。31分にホッグが左ポスト直撃のシュートを放つと、43分には左サイドスローインから最後はプリチャードがネットを揺らしたが、オフサイドの判定を受けゴールは認められず。前半終盤にかけてはハダースフィールドが押し込んだ印象だった。

リバプールは後半からヘンダーソンに代えてワイナルドゥムを投入。中盤では一枚も二枚も上手なリバプールだが、ゴールに迫ったのはハダースフィールドだった。55分、右サイドのクロスからドゥポワトルがヘディングシュート。ゴール右隅を捉えていたが、GKアリソンの守備範囲。ネットを揺らすことはできなかった。

リバプールの後半最大のビッグチャンスは64分、左サイドかのスルーパスを受けたサラーがゴール前ボックス橋から左足で狙っていったが枠の右へ。

▽追加点が遠いリバプール。77分にはミルナーを下げてフィルミノを投入するが、ハダースフィールドに危ない場面を作られてしまう。81分、リバプールの左サイドからクロスが上がると、ロブレンがクリアしきれずボールはムニエの目の前へ。しかし、至近距離からのシュートをふかしてしまい、千載一遇のチャンスを逸してしまった。

▽その後、4分の後半アディショナルタイムも過ぎ試合終了。最後まで冷や汗かいたしたリバプールだったが、サラーのゴールを守り切り7勝目。無敗を継続した。

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