南海キャンディーズ・山里(©ニュースサイトしらべぇ

妬み嫉みをエンターテイメントに昇華、今や多くの番組で活躍する人気者となった南海キャンディーズ山里亮太(41)が、相方のしずちゃんこと山崎静代(39)と20日深夜放送『ゴッドタン』(テレビ東京系)に久々のコンビ出演。

山里がしずちゃんと「仲が悪かった時期」のエピソードを披露し、視聴者に衝撃を与えている。

■元「不仲コンビ」

2004年『M1グランプリ』準優勝で一躍スターダムに伸し上がった南キャン。とくにしずちゃんはその個性的なキャラクターがウケ、1人での仕事が激増した。

しずちゃんの活躍を目の当たりにし、嫉妬に狂った山里によってコンビ仲は最悪に。「しずちゃんへの八つ当たり」とも取れる行為を繰り返し、「不仲コンビの代表格」として名を挙げられるようになってしまう。

昨今は「コンビ史上、最も仲が良い」時期になったと山里は語っている。たわいもない会話を「初めて」したり、飲みに行く、初単独ライブを開催するなど公私ともにコンビで行動する機会が増えているのもその証拠だろう。

■しずちゃんへの嫌がらせ

この日の放送は『コンビ愛確かめ選手権』。コンビが過去を振り返り、テーマに沿ったお互いの「想像する思い出」がピタリと合わさるかを検証する人気企画だ。

「1番仲が悪かったころのエピソードと仲直りしたきっかけ」を尋ねられ、山里はしずちゃんが映画『フラガール』の出演を決めたころが「最も不仲」と思い返す。

しずちゃんを活躍させないよう、台本を事前に取り寄せて「しずちゃんに話を振らずに自分でオチをつける」ように準備。本番で自分が話にオチをつけ、しずちゃんには一切話を振らないようにしていたという。

この事実は知らなかったが、「山ちゃんが仕切りの時、トークの邪魔をして私に話を振らない」としずちゃんの答えも同じ。「仲直りした今は笑い話」と必死に主張する山里だったが、しずちゃんからは「まだ仲直りしていない」という異なる答えが飛び出した。

■わかっていてもドン引き

「今でも不仲」を匂わせたのはあくまでも企画意図に沿った展開であり、しずちゃんは山里のラジオにゲスト出演して仲の良いトークを繰り広げるなど、実際の南キャンの関係は良好と思われる。

それでも、「嫉妬深く陰険」なのはファンにとって周知の事実とはいえ、しずちゃんの活躍にあまりにも陰険な行為をしていた山里に、ドン引きする声があがっていた。

■「昇進・出世」に最も嫉妬

しらべぇ編集部で全国20~60代男女1,347名を対象に調査したところ、35.1%が「友人・知人の状況で『昇進・出世』に焦りや嫉妬を感じる」と回答している。

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お笑いに熱く真っすぐな山里にとって、笑いに向けた努力を才能と個性で軽く飛び越えて「出世」していったしずちゃんは、計り知れないほどの嫉妬の対象だったはず。その嫉妬を嫌がらせのような行為で紛らわせていたのだろう。

スターとなった山里の心の余裕が2人の関係を修復した。今後は「仲良しコンビの代名詞」となることを願うばかりだ。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国20代~60代の女性計1,349名

「最も不仲な時期」 南キャン山里のしずちゃんへの仕打ちがクズすぎて視聴者ドン引き