ウエディングドレス

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少子化が進む日本、その背景には初婚年齢の上昇や「非婚化」が影響していると言われる。また、事実婚、別居婚、週末婚、同性パートナーなど、「結婚」の形も多様化が進んだ。

そんな今の日本で「結婚は必ずしたほうがいい」と考える人は、どれくらいいるのだろうか。しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,358名を対象に調査を実施した。

■否定派が過半数

結婚(©ニュースサイトしらべぇ

「必ずしたほうがいい」「どちらかといえばしたほうがいい」と足し合わせると、43.9%。「そう思わない」「あまりそう思わない」の合計は56.1%と否定派が大きく上回った。

「結婚は必ずしたほうがいい」と考える人が4つの選択肢の中で低いのも、注目だ。

■結婚制度に肯定的なのはどんな人?

では、結婚を「必ずすべき」と考えるのはどんな人たちなのだろうか。男女年代別で見てみると…

結婚(©ニュースサイトしらべぇ

もっとも割合が高いの50〜60代の男性で2割に迫る。同世代の女性と比べても2倍近い差が開いているのが興味深い。

また、20〜30代では割合自体は高くないものの、女性が男性を上回った。子供を産んで育てることを考えると、女性のほうが結婚制度の必要性を感じるのかもしれない。

■若者の「結婚離れ」が顕著に

では、今回の調査でもっとも否定的だった「結婚は必ずしもしなくていい」と考えている人たちについて見てみると…

結婚(©ニュースサイトしらべぇ

もっとも割合が高いのは20代男性で3割を上回った。20代の男女差は5.4ポイントと、全年代でも最大。若い男性にとっては、自分の時間や自由になるお金が奪われる結婚は、得るものよりも失うもののほうが大きく感じられるのも理解できる。

また、20〜40代は男女とも割合が高く、若い世代は、結婚という形にはこだわらない人が少なくないようだ。

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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年2月9日~2018年2月13日
対象:全国20代~60代の男女1,358名 (有効回答数)

結婚しても自分の時間やお金が奪われるだけ? 20代男性の「結婚離れ」が顕著に