好きな人ができた。でもその好きな人とは、年の差があって…というのはよくあるケース。では、その大好きな彼が、あなたより何歳か、もしくはずっと年下だったらどうしましょう?
今回は、年下の彼を好きなった人、年下の彼氏がほしい、年下にモテたい!というあなたのために、年下男性にモテる女性像の分析、そして彼を夢中にさせる方法について、じっくり考えてみたいと思います。


年下男性にモテるのは、どんな女性?

実は私も、年下モテについて悩んだ一人でした。私が好きなった人(現・夫)は、6歳年下。年齢差を知ってからは、書店やネットで年下男性との恋愛指南情報を探す毎日…しかし、これがなかなか見つからない!まだまだ年上男性×年下女性というカップルの方が王道のようです。
そこで代わりに、周りで年下男性にモテモテの女性たちを探して、その特徴を分析すると共に、年上女性好きな男性たちに、好みのタイプについて聞いてみました。
【外見】 自然体…でも自分にきちんと手をかけること年下男性にモテるために一番必要なこと、それは「自然体であること」でした。え?若さじゃないの?と思われる方も多いでしょうが、不自然な若作りはむしろ非モテまっしぐら。
そもそも、単に年齢が若いことが重要事項であれば、自分より若い女の子はたくさんいます。賞味期限付きの要素で勝負するのではなく、「素材のありのままの良さを活かす」ことが勝ちの秘訣です。
しかし、自然体ということは、決して単に手抜きをするということではありません。自分の持ち味、長所を最大限に発揮できるよう、細かいところまできちんとプロモーションすることが大切です
。髪や爪、肌のしっとり感などに抜かりはないかどうか。そうした細部までの生き生きとした若々しさ、瑞々しさが加われば無敵です。その上で、自分の一番の魅力は何なのか?それをとことん追求し、そこに彼の目が向くよう演出しましょう。
【行動】 何事も確実に、動作はゆっくり余裕をもって外見では自然な美しさや若々しさを追求しながらも、行動面では年齢相応の落ち着きを目指しましょう。ルックスが若い分にはいいのですが、バタバタと慌ただしさや幼い態度は、かわいらしさではなく、年甲斐が無く見えることが多いです。行動、言動には確実性を持たせ、動作の一つ一つも、ゆっくりと余裕のある動きを心がけましょう。地に足の着いた姿勢が、年上女性ならではの余裕とミステリアスさ、ひいては賢さと映ります。
集団で行動するときに自己中心的になったり、自分が一番目立とうとしてしまうとアウトです。一番目立とうとする必要などありません。むしろ最前線からは一歩引いたところで、冷静さをキープしてください。なにかあったときに頼れる人、という風に一目置かれるようになれば大成功です。

【メンタル】 なにを置いても、優しさと安定感年下の彼氏をゲットできる女性に共通するのは、男性を温かく包む、お母さんのような優しさ、懐の広さです。社会で日夜戦っている男性を、抱きしめて癒してあげるような、包容力。なにかあっても「大丈夫よ」と相手をなだめ、癒してあげるような精神的安定感のある女性がモテます。
では女性の方は癒されないのか?というと、そういうわけではありません。みなさんは、子猫や子ウサギといった小動物に触れて、抱きしめて癒された経験はありませんか?甘えてくる年下男性は、年上女性にとっての小動物。彼を優しく抱きしめ、彼が全身全霊でこちらを信じ、甘えてくることに同時に癒されているのです。


年の差恋愛のはじめ方

年下の彼との関係を恋愛に進展させたい!というときに必要なのは、まずは彼の友だちになり、恋愛視野の中に入り込んでいくことです。彼がもともと年上女性がタイプ、という幸運な場合を除き、実際女性の方が年上だと、年の差があればあるほど、恋愛対象外に置かれがち。でもそれは往々にして、「自分は年下だから、相手にとっても対象外だろう」という思い込みによることが多いのです。
大切なのは、いきなり彼女の立ち位置を狙わないこと。まずは彼の射程圏内に入ることが先決です。目指すのは、お姉さんのような、なんでも相談できる、よきメシ友(カフェ友/飲み友でも)のような関係。仕事や私生活について彼の相談にのり、こちらもどんどん相談しましょう。「年上だけど、気負わず話せる人だな」と思ってもらえるよう、気取らない親しみやすさがポイントです。
その先に目指すのは、ただの友だちより、もう少し深いことを話し合える関係。こうして時間を過ごしながら、彼は本当にあなたのパートナーとしてふさわしいのかどうかも、慎重に見極めていきましょう。


付き合うときに気を付けること

彼との関係が、よき友から恋人へと変化したら、距離感の取り方に気を付けてください。
今まで年上としか付き合ってこなかった人は、付き合い方の違いに戸惑うかもしれません。年齢差があればあるほど、年下の彼はあなたに甘え、あなたが彼をリードしなければならないことも多いことでしょう。
年下彼氏との関係は、一方的に守られるばかりではなく、共に守りあう関係が基本。「えー、常にリードしてくれなきゃイヤ!」という場合は、そもそも年下の彼が自分に向いているのかどうか、じっくり考えることも必要です。
かといって、あなたが何から何まで彼の世話を焼かなければいけないかというと、決してそうではありません。年下彼氏との付き合い方にはさまざまなスタイルがあります(そしてもちろん、生活のすべてにおいて彼のお世話をする、という付き合い方があるのも事実ですが。)けれども、あらゆる局面で、それこそ彼の本当のお母さんのように何でもしてあげてしまうと、どんな彼でもだんだんと甘えが強くなり、あなたに不健康に依存するようになるでしょう。


年下彼氏への「世話の焼き方」

私のおすすめは、「口は出しても手は出すな」(※緊急時以外)です。彼がつらいとき、悲しいとき、仕事などでイライラしているとき、ぜひ積極的に慰め、癒し、励ましてあげましょう。あなたの胸で甘えさせて、また世界に立ち向かう勇気を養わせてあげるのです。
でも、実質的な手伝いは、極力控えるようにする―たとえば、家事や仕事を代わりにやってあげたり、役所手続きや調べものといった、本来ならば彼が自分でしなければならないことを、あなたが代わってあげたりしない、ということです。
一切なにもするな、というわけではありません。一緒に暮らしていれば家事の負担は半々であるべきですし、彼が病気で寝込んでいるときなどの緊急時に、彼の代わりに書類一通郵送してあげるくらいならもちろんOKです。彼のピンチを“ときどき”救ってあげるのは、彼との絆を深めるでしょう。でもそれが“いつも”“当然”になってしまってはいけないのです。年下男性といえども、彼も一人の人間。将来あなたと結婚して家庭を持つことにでもなれば、あなたと彼の2人で家族を守っていかなければなりません。彼の心のオアシスにはなっても、実際の問題解決は自分でさせる。それは2人の未来のために、とても大切なことなのです。


年上女性たち、自信を持って!

最後に、年上女性と恋愛経験のある男性たちが異口同音にのべていたコメントを紹介しましょう。
「人生の経験者としての自信がある年上女性は、本当にセクシー!」
好きな彼より年齢が上であることに、あなたは不安を感じているかもしれません。でもその人生経験の多さは、知性と安定を生み、あなたを自信のあるセクシーな女性にしてくれるのです。
ただの数字を心配せずに、そこから自分が得たものを思いましょう。あなたが付き合う価値のある彼なら、きっとあなた自身をしっかり見て、すべてひっくるめて愛してくれるはずです。ぜひ自信を持って、大好きな彼にアプローチしてみてくださいね!(恵 理世/コラムニスト)
(ハウコレ編集部)

「年上女性って良いかも?E?E?E」!年下の彼を夢中にさせる方法