レバンテのスペイン人MFホセ・ルイス・モラレスが、20日のレアル・マドリード戦後のインタビューに応えた。スペイン紙『マルカ』が同日に伝えている。

 同試合で先制点を決めるなど終始レアル・マドリードを苦しめたモラレスは、マドリードの出身で11歳の時に同クラブのトライアウトを受験したものの不合格。その後アマチュアクラブを経て23歳の時に加入したレバンテのBチームからトップチームのエースにまで上り詰めた苦労人。それだけにレアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのゴールと勝利は格別のようだ。

「小さい頃ここでプレーすることを夢に見ていた。ここで3試合目だから3度目の正直だね。僕がゴールを決めてチームも勝利した。ピッチに立つときにはみんなのことを考えるし、そこから僕はパワーをもらえるんだ」

 昨シーズン自身初の2桁得点を記録し、今シーズンもここまで4得点を挙げるなどリーガ・エスパニョーラの舞台で異彩を放つ31歳の遅咲きのアタッカーに注目が集まる。

レバンテでプレーするモラレス [写真]=Getty Images