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ATMは、銀行やコンビニに設置している「現金自動預け払い機」のこと。しかし最近では、「女性のATMにはなりたくない」など、「お金を稼ぎ、出すだけの存在」という意味でネット上で使われている。
■ATMになりたくない男性が半数超え
しらべぇ編集部では全国20〜60代の独身男性377名を対象に、「結婚について」の調査を実施した。
(©ニュースサイトしらべぇ)
「女性のATMになるくらいなら、結婚したくないと思うほうだ」と答えた人は、全体で56.5%もいることが判明。多くの独身男性が、お金目当ての結婚を恐れているのだ。
■「働きたくないから結婚したい」という同僚を見て…
性年代別で見ると、20代の独身男性でも半数以上が女性のATMにはなりたくないと思っている。
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若い女性でも、男性の収入に頼って生きたいと思う人もいる。そんな話を耳にして、嫌になった男性も。
「会社の同期の女性でも『働きたくないから、結婚したい』って言っている子がいる。結婚したら仕事をしないって思ってるなんて、若いのに古い考えだなと思う」(20代・女性)
男性のお金を当てにする女性は、困難があったときにあっさりと捨てそうだとの意見もある。
「僕も結婚したら家族のためにがんばって働くつもりだけど、長い人生なにがあるかわからない。もしも仕事ができなくなったときに、お金しか見てない女性は簡単に夫を捨てそう。
そんな逆境のときにこそ、力を合わせられる相手でないと」(20代・男性)
■年収300万円未満が一番多い
収入別で見ると、年収300万円未満が一番多くなっているのが印象的である。
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収入が少ないからこそ、お金を奪われるのが嫌なようだ。
「今の収入だと、自分が生活していくので精一杯。そこで結婚して自分のお金を当てにされると、かなり厳しい状況になる。共働きじゃないと絶対にやっていけないから。
自分の収入に余裕がないから、『お金目当ての女性は嫌』と身構えてしまうんだろうな。もちろん、そんな人ばかりじゃないんだけど」(30代・男性)
■時代の変化が生んだ?
時代の変化によって生まれた概念だとの意見も。
「昔は男が働いて一家を支えるのが当たり前だったから、『ATM』なんて発想がなかった。働いていない女性は『家事手伝い』と名乗れば、周囲は納得していたし。
女性もどんどんキャリアを重ねる時代。まだ古い概念も残ってしまっているから、『男はATM』なんて言葉が生まれるんだろう」(50代・男性)
心から愛した相手であれば、そもそもATMなんて言葉は浮かびもしないだろう。やはりここでも、「恋愛離れ」が関係しているのかも。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年8月31日~2018年9月3日
対象:全国20代~60代の独身男性377名(有効回答数)
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