ラツィオは21日、セリエA第9節でパルマとのアウェイ戦に臨み、2-0で勝利した。

▽前節は難敵フィオレンティーナをインモービレの一撃で1-0と辛勝した4位ラツィオ(勝ち点15)は、インモービレやミリンコビッチ=サビッチ、ルーカス・レイバといった主力がスタメンとなった。

▽ここ5試合で4勝と好結果を出している7位パルマ(勝ち点13)に対し、ラツィオが押し込む展開で推移すると、18分にルリッチがドリブルシュートでゴールに迫った。続く19分にもインモービレが枠内シュートを浴びせたラツィオだったが、直後にイングレーゼにゴールに迫られると、引き続き膠着状態を強いられる。

▽31分にはシュトゥラツに直接FKでゴールを脅かされたラツィオは、なかなかゴールに迫れずにいたが、41分に決定機。アチェルビのフィードに反応してボックス右に走り込んだパトリックがボレー。枠を捉えていたが、GKセペの守備範囲でセーブされてしまった。

▽ゴールレスで迎えた後半、ラツィオは52分にL・アルベルトがミドルシュートでGKセペを強襲すると、54分にもミリンコビッチ=サビッチが枠内シュートを浴びせた。

▽圧力を強めるラツィオは57分、2枚代えを敢行する。L・アルベルトルーカス・レイバに代えてコレアとベリシャを投入した。

▽しかし、ここから膠着状態に陥り、ゴールに迫れない状況が続く。それでも80分、ルーズボールに反応したベリシャがボックス内でガリオーロに倒されてPKを獲得する。このPKをインモービレが決めて均衡を破ったラツィオは、試合終了間際にはインモービレのスルーパスからコレアが決めて、好調パルマを撃破している。

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