週刊プレイボーイ45号で初水着グラビアに挑戦した中田青渚
週刊プレイボーイ45号で初水着グラビアに挑戦した中田青渚

キラキラした輝きがあって、透明感満点。名前そのものの存在感で注目を集める新進女優、中田青渚(なかた・せいな)。

話題のドラマ『中学聖日記』(TBS系、毎週火曜22時~)で"クラス一の美少女"を演じ、週刊プレイボーイ45号(10月22日発売)では初めての水着グラビアにも挑戦。そんな彼女の素顔とは?

* * *

――"青渚"は、本名だとか。

中田 はい。ウチは4人兄弟なんですけど、全員の名前に"青"がつくんです。お母さんが"青"という字を大好きなんですよ。

――今回のグラビア、その名前のとおり青いビーチがお似合いでした。初水着でしょ。緊張しなかった?

中田 大丈夫でした。沖縄で撮ったんですけど海はキレイだし、ご飯もおいしいし、楽しんじゃいました。上がった写真は自分では恥ずかしくて見られないけど。

――初々しい(笑)。デビューのきっかけは?

中田 中3のときに『Sho-Comi』さんのオーディションに応募しました。そうしたらグランプリをいただき、今の事務所にスカウトされました。

――もともと女優志望だったの?

中田 いいえ。オーディションは(特典の)図書カードでマンガを買うのが目的で(笑)。だから芸能界のことは考えてませんでした。女優のお仕事は月1回、東京までレッスンに通っているうちに興味が湧いていったんです。

――高校入学と同時に本格的に仕事をするため、単身上京したとか。ご両親は心配しなかった?

中田 何も。兄弟も4人いるといつもうるさいし、ひとり減るくらいがちょうどいいと思ったのかも。

――そんなことないでしょ!(笑)その後、映画『3月のライオン』に出演するなど着実にキャリアを重ね、現在は有村架純さんが女教師を演じるドラマ『中学聖日記』に出演中。現場はどう?

中田 中学校が舞台なんですけど全員が自然に演技できるよう、普段から役柄で呼び合ってるんです。有村さんも本当の先生みたいでひとりひとりの生徒を気遣ってくれるし、学校みたいで楽しいです。

――中田さんはクラス一の美少女役なんですよね。

中田 お話をいただいたとき、自分では意外すぎて、驚くどころか、笑っちゃいました。マネジャーさんにも「まさか、あなたが美少女役をやるなんて」って言われたし。

――え? ぴったりだと思うけど。

中田 『3月の...』もそうでしたけど、今までいじめっ子とか、変わった役柄が多かったんです。あと美少女って、華やかで人気者のイメージじゃないですか。私は学校だとおとなしいし、はやりモノにも疎いから、地味というか。

――はやりモノって、例えば「TikTok」みたいな。

中田 はい。そういうのを友達に見せてもらっても「はやってるんだ、へー」って思うだけで。特にアプリは疎いです。私、ケータイは中3でレッスンに通うまで持ってなかったんです。だから今もインスタとかSNSは苦手です。

――今どきのコっぽくないですね。

中田 昔からマイペースとかのんびりしてると言われます(笑)。

――休みの日は何を?

中田 前はいつも読書してましたけど最近は『デッド・バイ・デイライト』ってサバイバルホラーゲームをYouTubeで見てます。

――ゲームをやるんじゃなくて、見る?

中田 はい。ゲームはできないんですけど、見るのは好きなんです、ってやはり地味ですよね(笑)。

――いやいや。そのマイペースぶりがかわいいです。それでは今後の目標を教えてください。

中田 一番はNHKの朝ドラに出ることです。あと恋愛ドラマでキラキラした役もやりたいです。どちらも絶対に叶(かな)えたいです!

――中田さんって見た目はのんびりだけど、心の奥底で燃えるタイプですか?

中田 周りから言われたことはないですけど、実はかなりの負けず嫌いなんです(笑)。ほかの人にも、自分にも負けたくありません。ゆっくりであっても着実に上を目指し、作品のたびに新しい自分を見せる女優になりたいです!

●中田青渚(NAKATA SEINA)
2000年1月6日生まれ 兵庫県出身 身長164
テレビドラマ『中学聖日記』(TBS系、毎週火曜22:00~)に出演中

(スタイリング/米丸友子 ヘア&メイク/内山多加子)

撮影/Takeo Dec 取材・文/大野智

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