俳優の阿部寛が主演するドラマ『下町ロケット』(TBS系/毎週日曜21時)の第2話が21日に放送された。トランスミッション開発に関する特許侵害訴訟を前に、佃製作所の社長・佃(阿部)の熱い思いと仕事や夢に対するまっすぐな向き合い方が描かれ、視聴者からは「激アツ」「最高だね。元気貰えるし泣きそう」と絶賛の声が相次いだ。

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 殿村(立川談春)の実家を見舞ったときに「トランスミッション開発」という新たな夢を持った佃。ギアゴーストのコンペで大森バルブに勝利を収め、新たな事業展開が期待されたものの、ギアゴーストがライバル企業のケーマシナリーから特許侵害の指摘を受け、コンペは白紙になろうとしていた。佃は、特許侵害を指摘したケーマシナリーに話を持ちかけたのが、佃製作所とも因縁のある弁護士・中川京一(池畑慎之介)だと知り、自社の顧問弁護士である神谷修一(恵俊彰)に相談する。

 そして、ギアゴーストに全面協力することを決めた佃製作所だったが、度重なるトラブルが襲い、社内は不穏な空気に…。さらに、帝国重工からは新たなバルブシステムの開発を依頼され、人手も足りない。それでも、佃をはじめとした佃製作所の面々は、なんとかギアゴーストが特許侵害訴訟から逃れられるようにと奔走する。

 トレンドワードランキングでは、「下町ロケット」が1位を獲得するなど注目を集めている本作。佃のギアゴーストに対する誠実な思いや、ギアゴーストの島津(イモトアヤコ)のモノづくりへの真摯な態度に感動する視聴者も多く、SNSには、「胸に熱いものが込み上げてまいりました。元気が無い時のカンフル剤です」「こんな熱い人達と仕事したい」「一企業で働く者として刺激をたくさんもらって明日から頑張ろうと思えます」「技術者って本当にかっこいい」という声が多数集まった。

 また、ドラマのラストで「裏切り者は誰だ」というテロップと共に、裏切り者だと思われる男性のシルエットが浮かび上がったことから、「なんだよ!なんだよ!!なんだよ!裏切り者って!!!!毎週一難去ってまた一難なそんな下町ロケットがとてもとても面白い」「最後に後ろ姿で出てきた裏切り者が誰なのかすごく気になる…」と第3話の新たな展開に早くも期待の声が上がっている。

『下町ロケット』主演の阿部寛 クランクイン!