大阪モノレール万博記念公園駅10月21日(日)、同日に営業運行を開始した新型車両「3000系」の出発式が開かれ、ゲストとして鉄道好きとして知られるタレントの斉藤雪乃さんが登場した。

【画像】出発式に華を添えたタレントの斉藤雪乃さんと、大阪府広報担当副知事もずやん

同社で17年ぶりの新型車両となる「3000系」は、安全性の向上やバリアフリー機能を充実させたほか、通勤電車では最大級という幅48センチの個別シート、空気清浄器を搭載するなど、ワンランク上のサービスが特徴。運転席の後部に子どもが運行中の景色を楽しめる「キッズスペース」も設けた。編成数は4両×1編成。運行路線は大阪モノレール全線。座席数は1編成あたり124席。2021年度までの4年間で合計9編成を導入する予定。

出発式はコンコースとホームで実施。コンコースでは同車両が公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2018年度グッドデザイン賞」を受賞したことの社員表彰などが行われ、ホームではテープカットやくす玉を割って祝った。

斉藤さんは「大阪モノレールの皆さんが私に説明して、愛が詰まった列車だなと感じた。丸みを帯びた先頭部分はインパクトがある。あのカラーリング、ピンクとブルーは大阪モノレールのあの色を受け継いでいる安心感。一押しなのは扉にミラーがある、ちょっと身だしなみを確認するのにこういう窓があったらという女性目線で付けたと聞いた」と話し、「吹田で生まれ育った私にとって(大阪モノレールは)とっても思い入れがある。ガンバ大阪チアリーダーをやっていて、そのときもたくさん利用した。今まで乗っている大好きな大阪モノレールなので、3000系が大阪の名物になれば」と期待を寄せる。

※関西ウォーカーWEB(https://kansai.walkerplus.com/)では動画レポートも掲載しています。(関西ウォーカー・新城重登)

新型車両「3000系」デビューでテープカット