まだ13歳ながら、大きな注目を浴びる存在となっているのがドルトムントU-17チームに所属するFWユスファ・ムココだ。昨シーズン、Bユース(U-17チーム)で25試合出場37得点と驚がくの成績を残したストライカーは、今シーズンの第10節FCヘネフ戦で1試合4得点をマークした。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えている。

 ムココは今シーズンの得点数を早くも「14」に伸ばし、ゴールランキングを独走。ドルトムントU-17は首位のケルンに1ポイント差まで迫っている。

 バルセロナからの関心も伝えられているというムココについて、ドルトムントでユースコーディネーターを務めるラース・リッケン氏は「プレー面でかなり先のところまできている。スピードがあり、とてもインテリジェントな選手だ」と高い評価を与えている。

 2004年11月にカメルーン人の両親の下に生まれ、2016年にザンクトパウリから加入したムココ。その能力の高さゆえに年齢詐称疑惑まで浮上したこともあるニュースター候補の今後に注目だ。

13歳ながら得点を量産しているドルトムントU17のムココ [写真]=Bongarts/Getty Images