マンチェスター・Uジョゼ・モウリーニョ監督が、ベンチ入り禁止処分を受けるおそれがあるようだ。イギリス紙『デイリーエクスプレス』が21日付で伝えている。

 モウリーニョ監督は、20日のプレミアリーグ第9節・チェルシー戦で後半アディショナルタイムに失点した際、チェルシーコーチであるマルコイアンニ氏の過剰な喜び方に怒りをあらわにし、激高した。この件に関しては、モウリーニョ監督の目の前でガッツポーズを見せ、また何か言葉を発したイアンニ氏に非があったとして、試合後にサッリ監督がイアンニ氏とともに直接謝罪している。

 ところが、同紙によると、両軍入り乱れる騒動に発展したことをイングランドサッカー協会(FA)が問題視しており、イアンニ氏だけでなくモウリーニョ監督にも処分が下されるかもしれないのだという。同監督は6日の第8節・ニューカッスル戦後にポルトガル語で暴言を吐いた疑いで24日にFAの事情聴取を受ける予定。この場で、チェルシー戦の騒動についても触れられるおそれがある。

 FAは“喧嘩両成敗”のスタンスのようだが、モウリーニョ監督からすればとばっちりもいいところだろう。マンチェスター・Uは次節、28日にホームでエヴァートンと対戦する。

チェルシー戦の騒動でモウリーニョ監督にも処分か [写真]=Getty Images