英時間15日、ケンジントン宮殿公式Twitterより第1子懐妊のニュースが伝えられたヘンリー王子とメーガン妃。「王室メンバーや妃の母ドリアさんもこのニュースを大変喜んでいる」旨の声明が続けて発表されたが、そこに妃の父トーマスさんの名前はなかった。トーマスさんは21日付英『Mail on Sunday』の取材に対し、「娘の妊娠のニュースは、車のラジオで聞いて知った」と明かしている。

英王室ヘンリー王子とメーガン妃第1子懐妊のニュースが世界中を駆け巡ったその瞬間、メーガン妃の父トーマス・マークルさんは米国とメキシコの国境を行き来する車の列の中にいた。

「私は米国とメキシコの国境を行き来する車の列に並んできました。メーガンの妊娠の知らせは車のラジオで知ったのです。」

ヘンリー王子の祖母エリザベス女王フィリップ王配や父チャールズ皇太子カミラ夫妻、そして兄ウィリアム王子夫妻は、今月12日のユージェニー王女の結婚式の場で、ヘンリー王子とメーガン妃から直接妊娠の知らせを聞いたと伝えられている。また、ケンジントン宮殿広報は「ラグランドさんもこの素晴らしい知らせを大変喜んでおられ、初めての孫の誕生を心待ちにしていらっしゃいます」とメーガン妃の母ドリアさんに言及した声明文も発表済みだ。

メーガン妃の父トーマスさんだけがヘンリー王子とメーガン妃から直接妊娠の知らせを聞いていなかったことについては、妃の異母姉サマンサ・マークルさんが先日、英『The Sun』の取材に対し「(ケンジントン宮殿が)声明文で父に触れていなかったことが故意でないことを願う」と発言。父トーマスさんが「のけ者にされた」ことにひどく心を痛めたと明かしていたが、やはりトーマスさんは娘であるメーガン妃から直接妊娠の知らせを聞くことはなかったようだ。

ヘンリー王子との交際が明らかになって以来、メディアに追い掛け回される毎日となってしまったトーマスさん。連日の過熱報道によるストレスから持病が悪化し、5月の挙式に出席することは叶わなかった5月19日の豪華挙式でトーマスさんに代わりチャールズ皇太子と並んでバージンロードを歩いたメーガン妃の姿は記憶に新しいが、それ以来メーガン妃とはすっかり疎遠になってしまっているようだ。

ラジオで妊娠の知らせを聞いた時は、

「『僕の可愛い娘が赤ちゃんを授かったんだ』と思いました。父親として誇りに思った瞬間でした。」

「僕の美しい娘、そして義理の息子ハリー王子に対する、愛情と喜びと幸せで満たされた気持ちになりました。」

と明かし、

「いつか“ミニ・メーガン”か“ミニ・ハリー”に会える日を楽しみにしていますよ。」

と、孫の誕生を待ちわびる嬉しい気持ちを吐露している。

しかし一方で、結婚を機にすっかり疎遠になってしまった娘との関係については、

「世間には、私のことを気の毒な父親だと思ってほしくありません。メーガンから連絡がないのは、2度の心臓発作や私が挙式を欠席した事実について、色々誤解があったのだと思っています。メディアによるでっちあげ報道も影響し、彼らは私に対して不信感を抱いているのかもしれません」

と明かしている。

メーガン妃は昔から子供が大好きで「ヘンリー王子と早く家族を持ちたい」と話していた―と明かすトーマスさん。直接「おめでとう」と祝福の言葉をかけることも叶わず、この先孫に会えるかどうかもわからない現在の状況は、親としてはいたたまれないはずだが、いつの日かトーマスさんが娘のメーガン妃や生まれてくる孫、そして義理の息子であるヘンリー王子と笑顔で対面できる日が訪れることを願いたい。

画像は『Good Morning Britain 2018年6月18日付Twitter「WORLD EXCLUSIVE: ‘Daddy, I have a new boyfriend’ – Thomas Markle talks about his daughter’s romance with Prince Harry」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma

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