福原愛、石川佳純

(画像は福原愛公式Twitterスクリーンショット

3歳で競技開始、天才卓球少女として注目を集め、悔し涙を流す姿から「泣き虫アイちゃん」の愛称で国民に親しまれてきた福原愛(29)選手が、21日、ブログで現役引退を表明した。

22日放送『スッキリ』(日本テレビ系)では福原選手を特集し、司会の加藤浩次(49)も「ジ~ンときちゃった」と本音を吐露。視聴者からも大きな反響が起きている。

■これまでの福原選手

母の影響で卓球をはじめてから、競技生活26年を迎えた福原選手。世界ランキングは最高4位、五輪に4回出場し2012年にはロンドン・女子団体で銀メダルを獲得するなど、世界を舞台に活躍してきた。

2016年9月に台湾の卓球選手・江宏傑選手と結婚。生活の場を台湾に移し2017年には女児を出産、幸せな家庭を築き上げるなど、2016年のリオ五輪以降は私生活の話題が注目を集めている。

■引退理由は…

現役引退について福原選手はブログに以下のように綴った。

「卓球界を引っ張っていくため子育てをしながら競技を続ける必要があると思っていた。しかしこの2年間で次世代の選手が大きな成長を遂げ、日本の卓球界が盛り上がっている。私が引っ張らなくても大丈夫、後輩たちに飛躍し日本代表として頑張って欲しい」

自身が競技から離れている間に下の世代が大きく成長したことを受け、引退を決意したと明かした。

■加藤浩次「ジ~ンときちゃう」

また、復帰を待ち望んでいたファンには「期待に添えられず申し訳ない」と謝罪し感謝を伝え、「次のステップに進む」決意を示した福原選手。

加藤は福原選手の引退に「なんかグッときちゃう」と感慨深い様子。「アスリートの引退は本人の意向であり、それを尊重するのが大事」と持論を展開する。

さらに、これまでの福原選手の活躍を振り返りながら、「表面上だけ取ると幸せな人生って言うのは簡単。その裏に潜んでいる努力とかプレッシャーを考えるとジ~ンときちゃう」と国民の期待を一身に背負い、選手として一線に立ち続けた福原選手を思いやった、加藤なりの賛辞を贈った。

■現役引退後は…

現役引退を表明した福原選手。視聴者からもさまざまな感想が寄せられている。

競技者の引退は必ず訪れるもの。日本卓球界を背負ってきた福原選手は、次世代の躍進を受け、引退を決意するに至った。

福原選手が理事を務める卓球新リーグ『Tリーグ』が開幕する。現役選手としての福原愛はもう見られないが、「生涯卓球人」として、これからも卓球に関わり活躍する姿を我々に見せてくれるのは間違いない。

・合わせて読みたい→福原愛の結婚報道を「福原遥=まいんちゃん」だと誤解する人が続出?

(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

卓球・福原愛、29歳の現役引退決断 加藤浩次「背景考えるとジ~ンときちゃう」