映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの女優キーラ・ナイトレイが、1970年のミス・ワールドで起きた実話をベースにした映画『Misbehaviour(原題)』に主演するという。The Hollywood Reporterが報じた。

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 『Misbehaviour(原題)』は群像劇となり、映画『美女と野獣』の女優ググ・バサ=ローや、海外ドラマTABOO』の女優ジェシーバックレイが共演するとのことだ。2003年のテレビ映画『ブーリン家の姉妹』のフィリッパ・ロウソープが監督を務める。

 舞台は1970年ロンドン。当時、アメリカの有名俳優ボブ・ホープが司会を務め、テレビ放映が世界中で視聴されていたというミス・ワールド大会が開催されたが、女性人権運動の高まりを受け、ミスコンテストが「女性蔑視」だとする女性活動家たちがステージに乱入するという騒動が起きた。ロンドン大会ではグレナダ代表で史上初の黒人女性となるミス・ワールドが誕生したが、映画はそういった一連の騒動と舞台裏を描くという。

 キーラやググ、フィリッパたちが演じる役や、撮影時期は不明。英レフトバンク・ピクチャーズと仏パテが製作。パテはイギリスフランススイスで配給を担当するが、他の国での配給権は現地時間31日から開催されるアメリカン・フィルム・マーケットでバイヤーを募るとのことだ。

1970年のミス・ワールド大会が舞台の映画に出演するというキーラ・ナイトレイ(C) AFLO