オールド・トラッフォードや、エミレーツスタジアムは下位に

 イングランドには、オールド・トラッフォードやアンフィールドをはじめ、世界的にも有名なスタジアムがいくつもある。そんなプレミアリーグのスタジアムをファンサイト「フットボールグラウンドマップ」がランキング化。最高の雰囲気を醸し出すスタジアムに、FW武藤嘉紀が今季加入したニューカッスルの本拠地セント・ジェームズ・パークが選ばれた。英紙「デイリー・スター」が報じている。

 今季のプレミアリーグは、昨季の王者マンチェスター・シティを中心にチェルシーリバプールアーセナルなどのビッグクラブが覇権を争っている。

 プレミアリーグには、世界に誇るビッグクラブが多く存在し、世界的な名手が揃う。だが、醍醐味はそれだけではない。各クラブのスタジアムには歴史があり、各会場で試合ごとに最高の雰囲気が作り出されている。そこで「フットボールグラウンドマップ」は、世界中のスタジアムを訪れたサッカーファンからデータを収集。雰囲気の良いスタジアム順にランキング化している。

 順位はサッカーファンならではのものとなった。トットナムは現在、ホームスタジアムが改修中のため最下位扱いとなったが、アーセナルのエミレーツスタジアム(18位)や、マンチェスター・ユナイテッドのオールド・トラッフォード(16位)、シティのエティハドスタジアム(15位)は下位に沈んだ。一方で、FW岡崎慎司が所属するレスター・シティのキングパワー・スタジアムは10位、日本代表DF吉田麻也が在籍するサウサンプトンのセントメリー・スタジアムは6位に入った。

アンフィールドを抑えて首位に立ったセント・ジェームズ・パーク

 チェルシーのスタンフォードブリッジ(5位)や、ロンドンで最上位となったクリスタルパレスのセルハースト・パーク(3位)、世界で最も熱心なファンのいるクラブとも呼ばれるリバプールのアンフィールド(2位)などを抑えて、トップに立ったのは武藤が加入したニューカッスルのセント・ジェームズ・パークだった。

 イングランド北部のニューカッスルにあるスタジアムは、イギリス国内で6番目の収容人数を誇る。熱心なサポーターが足を運ぶイングランドでも屈指のスタジアムである。今季は、ホーム4連敗(アウェー2分2敗)と苦戦が続くなか、最高の雰囲気を作り出すサポーターに勝利を届けるためにも、武藤とマグバイズ(クラブの愛称)の逆襲が見たいところだ。(Football ZONE web編集部)

ニューカッスルの本拠地セント・ジェームズ・パーク【写真:Getty Images】