伊紙が一面で大きく掲載、移籍金は65~78億円と想定

 レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロが、今冬の移籍市場でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが今季加入したイタリア王者ユベントスへの移籍を希望しているようだ。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。

 ユベントスの本拠地・トリノで発行されている同スポーツ新聞の一面には、「マルセロが冬の移籍市場でレアルを退団し、ユベントスに加入することを望んでいる」と大きく掲載された。

 マルセロにセリエA移籍の噂が浮上するのは初めてのことではなく、今夏に元チームメイトであるロナウドユベントス移籍を果たした際も、盟友に続いてユベントス行きを強く望んでいるとされていた。

「トゥット・スポルト」は、マルセロがすでに1月の退団とユベントスでのロナウドとの再会を希望する旨をレアル幹部へ伝えているとし、ユベントス側もブラジル代表DFアレックス・サンドロをプレミアリーグへ期限付きで移籍させるなど、具体的な経済面でのオペレーションをすでに検討していると報じた。マルセロの移籍金は5000万から6000万ユーロ(約65億から78億円)の間が想定されるという。

 同選手は9月にレアル公式チャンネルで、「マドリードでとても幸せ。みんな僕の状況を分かっている。契約はまだ何年も残っているし、僕にとってはここが世界最高のクラブだ」と話していたが、ロナウド退団から続く噂の行方は、果たしてどのような決着を見るのだろうか。(Football ZONE web編集部)

レアル・マドリードDFマルセロ【写真:Getty Images】