イタリアサッカー連盟(FIGC)は22日、ガブリエレ・グラヴィーナ氏(65)が新会長に就任したことを発表した。

▽FIGCでは、2017年11月20日ロシアワールドカップの出場権を逃したことからカルロ・タヴェッキオ会長が引責辞任を表明。その後、今年1月に緊急の会長選挙が開催されたが、白票が59%を超えるという異常事態になり、選挙は成立しなかった。

▽その為、2月に上位組織であるイタリア国際オリンピック委員会(CONI)が暫定的に特別委員を任命するために介入し、ロベルト・ファブリチーニ氏を暫定会長に指名していた。

▽今回の会長選で97.2%の得票数を集め、新会長に就任したグラヴィーナ氏は、1984年に当時アマチュアクラブであった “カステル・ディ・サングロ”の会長に就任。1996年まで会長職を歴任すると、クラブは5度の昇格を果たしセリエBまで上り詰めた。その後は、レガ・プロ(セリエC)の会長を歴任していた。

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