BS日テレでは、谷原章介が主演を務めるSPドラマ「BS笑点ドラマスペシャル 五代目三遊亭圓楽」を2019年1月に放送することが決定した。

【写真を見る】再現度高し! 「笑点」を司会で盛り上げる五代目三遊亭圓楽(谷原章介)

同局では、2017年10月に第1弾として尾上松也主演の「BS笑点ドラマスペシャル 桂歌丸」を放送。2018年7月に亡くなった桂歌丸さんの若き日々と、「笑点」(日本テレビ系)の前身番組「金曜夜席」が始まるまでを描き、話題を呼んだ。

今回の第2弾は現在の「笑点」スタイルを作ったといわれ、2009年に亡くなった四代目笑点司会者・五代目三遊亭圓楽さんの人生の物語。

圓楽さんは1966年の第1回放送から、大喜利の初代メンバーとして出演。四代目司会者を引退した2006年まで番組を盛り上げた。

五代目三遊亭圓生に弟子入りしてからの落語家人生、妻となる和子さんとの恋物語、「笑点」誕生秘話や師弟愛などを描いていく。

主演の谷原からコメントが届いた。

五代目三遊亭圓楽役・谷原章介コメント

前回(「―桂歌丸」)は1シーンほど出演させていただきましたが、今回主演でかつ落語のシーンもあり、 僕としてはハードルが高く、プレッシャーはすごくありました。

お芝居やナレーションといった同じ言葉を使う仕事はしていますが、はなし家の方は全部の登場人物を自分が演じます。

かつ江戸時代のお話が多いですから、着物や扇子を使って物を食べたりといったいろいろな所作が、話と組み合わさってくる難しさを改めて痛感しました。

高座のシーンは難しかったですね。NGかどうかでいうとOKは出たんですけれど、それはあくまで覚えているか覚えていないかであって。お客さんを話に引き込むというプロの味はなかなか一朝一夕には出せないですよね。

今回、圓楽一門の三遊亭愛楽師匠に稽古をつけていただきましたが、少しでもいい仕上がりになっていればいいなと願っています。

五代目圓楽師匠といいますと、 長年「笑点」で大喜利メンバー、そして司会を務められた功労者です。

けれどそんな大名跡の五代目圓楽師匠も若いころはいろいろな悩みがあり、はなし家をやめようとされていたなどの紆余(うよ)曲折を経て、 素晴らしいはなし家になられたんだということが、ドラマをご覧いただけたら分かると思います。

国民的に愛されてきた「笑点」という番組が、皆さんの前で楽しい大喜利をやってこられた裏側にはいろいろなドラマがあり、「笑点」に関わるすべての皆さんが頑張って楽しい番組を作り上げていることが、このドラマでは描かれています。ぜひご覧ください。(ザテレビジョン

「BS笑点ドラマスペシャル 五代目三遊亭圓楽」で主演を務める谷原章介