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職場や家庭で良好な人間関係が築けていると、楽しく幸せだと感じますね。しかし、人間同士、関わりがあれば必ずストレスも生じるものです。それも、密な関係を築くほど、そうしたストレスも増えるものです。

ある程度の年齢になると、もうこれ以上、人間関係を広げる必要はないと決めて、身近な人とばかり付き合う人がいます。若いころは、交友関係を広げていたけれど、もうそんな必要はないからと自分から世界を閉ざしてしまうのです。
しかし、どんなに親しい間柄でも年齢を経て関係性が変化するということはあります。昔からの関係ばかりにしがみつくと、年齢とともに孤独感や閉塞感を感じるようになるかもしれません。

自分の助けや支えになってくれるサポーターの存在はとても大きいものです。できれば一人ではなく、何人もいると心強いでしょう。
ある一人と関係が悪くなってしまっても、人間関係を狭めずにいれば、他の誰かに頼ることができます。いろいろな世界の人とつながると、人間関係の免疫力もあがります。
時には、懇親会の幹事なども引き受けてみると、調整力がつき、人間関係のストレスにも強くなるでしょう。

新たな人間関係を築くのが億劫な人は、なんらかの逃げ道を作っておくのも一つの手です。
「土日は、子供のサッカーの試合についていくからあけておきたい」
とか
「この日は、資格のための学校なので」
などと宣言しておくと、気持ちも楽になるかもしれません。

年齢に関係なく風通しのよい人間関係を築いていきましょう。(老友新聞社)

心の支え?それともストレス?「人間関係」が苦手な人は逃げ道を作るのも手