ギター、ベースのトップメーカーであり、近年はオーディオ製品にも積極的なフェンダー（Fender）から、往年のツイード仕様ギターアンプからインスパイアされたデザインのBluetoothスピーカー『MONTEREY TWEED（モントレーツイード）』が2018年11月より随時発売される。市場想定売価は5万8280円で、国内での販売を担当するのは株式会社アユート。

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この製品は既発のBluetoothスピーカー『MONTEREY（モントレー）』のバリエーションという位置付けだが、ツイードのアンティークな外観はインテリア性も高く、ギターフリークならずとも部屋に置いておきたいと思えるデザインだ。ポータブルタイプではなく重量約6.8kgの据え置き式としたのは、本格的サウンドを楽しめる音質重視の製品として設計されたため。

スピーカーとしてのスペックは、最大出力120Wの2ウーファー＋2ツイーター。フェンダーが「小規模なパーティーでも使えるほどタイトでパワフルなサウンド」と自信を見せる通り、試聴すると特に高音・中音域で輪郭のくっきりしたサウンドを聴くことができた。クリーントーンやクランチのギターサウンドが際立つような印象を受けたのは、そのルックスのせいもあるのかな？

ルックスといえば、コントロール系のノブ（ハットノブ）やスイッチ、電源ON時に点灯するジュエルランプにいたるまで、フェンダー製ビンテージアンプの世界観を踏襲したパーツ類にテンションが上がる。ボリューム、トレブル、ベースのシンプルな操作系、そして抜き差しの頻度が高いミニジャックをあえてトップパネル上に配置するといった配慮も心憎い。

ツイードの温かみあるカラーと質感に、日本の住宅事情には必要十分なパワーと高音質を兼ね備えた『MONTEREY TWEED』。部屋に一台あれば普段使いに、ホームパーティーにと、様々な使い方ができそうだ。

最大出力：120W　2ウーファー＋2ツイーター
通信距離：　最大10m
Bluetoothバージョン：　V4.2（プロファイル：A2DP）
対応コーデック：　apxX、ACC、SBC
電源：　100-240V ACアダプター
外部入力：　AUX IN、DC IN、RCA IN
本体サイズ／重量：　W34.0cm × L13.2cm × H24.2cm／約6.8kg
付属品：　電源ケーブル、3.5mmオーディオケーブル、RCAオーディオケーブル

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text渡辺 "d." 大輔（編集部）
（d.365）

掲載：M-ON! Press