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台風26号は、きのう22日(月)に発生し、現在も日本のはるか南の海上を西進中。進路がまだ定まっておらず、今後の情報に注意が必要です。

猛烈な台風まで発達か

きのう22日(月)午前3時に、マーシャル諸島で発生した台風26号は、きょう午後3時現在、強い勢力でトラック諸島近海を西北西へ進んでいます。
暴風を伴っていて、このあとさらに発達しながら西寄りに進み、26日(金)には猛烈な台風となる見込みです。
進路図をみると、このまま西寄りに進んでいきそうにも見えますが、週末以降の進路については、まだ定まっていません。

西寄りか東寄りか

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一般的に10月は、南の太平洋高気圧の勢力がさらに弱まって、東の海上へと後退します。上空のジェット気流が本州付近まで南下してきますので、これによって、北上してきた台風は日本列島から少し離れたところを北東に進むケースが多くなります。
今回の台風26号は、現在、西寄りに進んでいますが、28日(日)の予報円をみると、かなり大きくなっています。10月の主な経路のように、西寄りから次第に東寄りに進路をかえる可能性もあります。
東寄りに進んだ場合には、本州に影響のでるおそれがあります。また、上陸する台風だけが被害をもたらすものではありません。台風情報はこまめに確認をして下さい。
※日直予報士では今後も最新の情報をご提供していきます。

台風26号 金曜日には猛烈な台風に