▽アル・サッドに所属する元スペイン代表MFチャビエルナンデスが、監督業のスタートが近付いていると語った。スペインマルカ』が伝えている。

バルセロナ退団後、2015年夏にアル・サッドに入団したチャビ。選手としてプレーしながら指導者としての勉強も進めており、今年5月には監督ライセンス取得に向けマドリッドでの『UEFAプロコース』に参加したことが報じられていた。

▽本格的な監督転身が期待される中、チャビ当人が今シーズンを現役最終シーズンと位置づけていると明かしている。

「39歳になる今シーズンが僕の最後の年になると99%確信している。疲労を感じて変化を探すのは普通のことだ」

「僕は今、コーチになってからのことを考えている。アナウンスしたりさよならを言う時ではないが、明らかにこれから何をするかに意識が向かっている」

「(ジョゼ・モウリーニョは)非常に守備的な監督であり、彼のインテルとの試合は簡単じゃなかった。あれが彼のスタイルで、チェルシーレアル・マドリーでもそのやり方だったね。全ての小さなディテールに関して、全くスペースを与えることがない」

「僕は違うスタイルのフットボールを好む。批判しているわけじゃないんだ。でも、あんなプレーはしたくない。僕のチームは決してあんな振る舞いはしないよ」

バルセロナでは、ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタらとともに史上最高とも称される中盤を形成したチャビ。その戦術眼の高さは多くの関係者やファンから絶賛されており、指揮官としての手腕にも期待が集まっている。

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