パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表MFアドリアン・ラビオ(23)の残留が近づいているようだ。フランス『Le10Sport』が伝えた。

PSGとの契約が今シーズン限りで満了を迎えるラビオ。トーマス・トゥヘル監督はラビオを不可欠な存在と位置付けていたものの、ラビオ側が契約延長のオファーを3度断っており、交渉が難航していた。

▽この状況を受け、ラビオを注視していたバルセロナマンチェスター・シティといったビッククラブが触手を伸ばしていると、移籍が取り沙汰されている。

▽しかし、ここに来て状況が一転。フランス『カナル・プリュス』の記者であるオリヴィエ・タラロン氏がPSGのナセル・アル・ケライフィ会長のコメントを伝え、「我々はラビオの契約延長に自信を持っている。今後数週間は見守る必要がある。依然、契約期間については議論している。多分、3年間となるだろう」とラビオの契約延長が濃厚になったことを報じた。

PSG下部組織出身のラビオは、2012年トップチームデビュー。加入当初こそ、有力タレントがひしめくチームで満足いくプレーができなかったが、近年では徐々にプレー時間が増加。今シーズンはここまでリーグ・アンでは、9試合で2ゴールを記録している。

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