バイエルンは23日、チャンピオンズリーグ・グループE第3節でAEKアテネとのアウェイ戦に臨み、2-0で勝利した。

▽前節ホームでのアヤックス戦をドローで終え1勝1分けとなったバイエルンは、3日前に行われたヴォルフスブルク戦をロッベンが退場しながらもレヴァンドフスキドッペルパックで3-1と勝利し、公式戦5試合ぶりの白星を飾った。そのヴォルフスブルク戦のスタメンから負傷したアラバに代えてラフィーニャのみを変更した。

▽2連敗でグループ最弱と見られるAEKアテネに対し、[4-3-3]を採用したバイエルンは3トップに右からロッベンレヴァンドフスキ、ニャブリと並べ、中盤アンカーにハビ・マルティネスインサイドにチアゴとハメス・ロドリゲスを起用した。

▽立ち上がりからバイエルンがボールを保持する中、両ウイングの仕掛けで打開を図ると、11分にニャブリがミドルシュートを浴びせた。

▽その後も敵陣で試合を進めたバイエルンだったが、20分にロングボールに抜け出したポンセに際どいシュートを打たれてしまう。ひやりとした中、28分にはバカセタスにヘディングシュートでオンターゲットを記録されたバイエルンは、31分にハメス・ロドリゲスがミドルシュートでGKを強襲。

ハーフタイムにかけてもボールを持ったバイエルンは、39分にニャブリがボックス左から際どいシュートを浴びせたが、前半のうちにゴールを割れず0-0で後半へ折り返した。

▽思うようにチャンスを作れず迎えた後半もバイエルンは拙攻を続け、好機を生み出せない状況が続く。

▽それでも61分に均衡を破った。CKの流れからロッベンのシュートはDFにブロックされたものの、ルーズボールをボックス中央のハビ・マルティネスが左足ボレーで蹴り込んだ。

▽さらに63分、ショートカウンターに転じたバイエルンが一気にリードを広げる。チアゴ、ニャブリ、ラフィーニャとつないで、最後は左サイドからのクロスボールをゴール前でフリーとなっていたレヴァンドフスキが押し込んだ。

▽66分にもレヴァンドフスキヒールシュートで3点目に迫ったバイエルンは、終盤にかけても押し込み続け、2-0のまま勝利。2分間で2ゴールを挙げたバイエルンが2勝1分けとしている。

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