10月23日(火)に有村架純主演のドラマ「中学聖日記」(毎週火曜夜10:00、TBS系)第3話が放送された。(以下、ネタバレが含まれます)

【写真を見る】生徒への“禁断の思い”に気づき、やるせない気持ちに涙した聖(有村架純)

主人公の新人教師・末永聖(有村)は、第1話、第2話では10歳年下の男子生徒・黒岩晶(岡田健史)から好意を寄せられて困惑していた。ところが、第3話で聖の気持ちに変化が訪れる。晶によって自分の存在価値を見出してしまった聖が、晶へ特別な感情を抱いていると自覚し「どうかしてる」と涙するシーンが描かれた。

SNSでは視聴者が「自分に嘘ついて泣く聖ちゃんを見て苦しくなった」「黒岩くんの気持ち、ギュンギュン聖に届いてる」「先生の気持ちも黒岩くんの気持ちも、痛いほどわかる」と、どうしようもない感情に見舞われる聖と同じく、見る者の感情もかき乱された。

第3話で、生徒と教師らが3泊4日の勉強合宿に行った先で、晶がクラスメイトで学級委員長海老原(川口和宥)を殴る事件を起こす。

聖は騒ぎを起こした晶を叱り飛ばすが、海老原がネットの掲示板に聖の悪口を書きこんでいた犯人だと知り衝撃を受ける。

その後、晶の母・愛子(夏川結衣)が倒れたとの知らせを受けて電車に乗った聖と晶は、隣り合って座る手が触れるか触れないかギリギリのところで、お互い黙ったまま電車に揺れていた。

自宅でいつものように千鶴(友近)を招いていた聖は、晶への感情を隠しながら何食わぬ会話をしていたが、突然、千鶴から「もうやめな。あんた嘘ついてる」と、男子生徒への気持ちを見抜かれてしまう。

聖は「これでも必死で。わかってます。でも教えたことを受け止めてくれて、『ありがとう』って。こんな私にも、何か価値があるんじゃないかって。気づいたら私も目で追っていて」と本音を吐露。「どうかしてる、本当にどうかしてる」「わかってます。これ以上はありません、絶対に」と、自分の気持ちを押し殺して静かに涙を流す聖のカットで放送終了となった。

これには視聴者からも「胸が痛いよ」「自分に嘘ついて泣く聖ちゃんを見て苦しくなった」「中学聖日記見て涙が止まらない」「見知らぬ土地で念願の仕事を頑張ってるのに、婚約者にも理解されず、掲示板でバカにされたり。そんな中1人の先生として、女性としてまっすぐ肯定して認めてくれる黒岩くんの存在って大きいよ」と、聖の気持ちに寄り添うコメントが寄せられた。

第3話のラストには、聖の婚約者・勝太郎(町田啓太)と上司の原口(吉田羊)による突然のキスシーンや、晶のことを好きな女子・るな(小野莉奈)が愛子の元へ行き「晶くんは末永聖に狙われています!」と話したりと、今後の物語を揺るがす展開が次々と描かれた。

10月30日(火)放送の第4話は、晶(岡田健史)への特別な感情に気付いた聖(有村架純)。彼女を心配する千鶴(友近)は、「生徒に本気になったら終わり」と諭す。自分の想いは一時のものだと、聖は気持ちを新たに教師として晶に接する。一方、諦めきれない晶は、「花火大会のあとに会いたい」と聖にメールをする。そんな2人の関係を愛子(夏川結衣)が疑い始め…。(ザテレビジョン

ドラマ「中学聖日記」主演の有村架純