全16日間の予定でオセアニア諸国をロイヤルツアー中の英ヘンリー王子とメーガン妃。第8日目となった現地時間23日、夫妻は1週間滞在した豪州を後にし、フィジー共和国に到着した。初日となったこの日はサバ市内の公園で行われた伝統的なウェルカムセレモニーに出席、夜には大統領夫妻と晩餐会を楽しんだもよう。バルコニーに姿を現した2人にフィジーの人々から大きな歓声があがる場面も見られた。

いよいよツアーも後半に突入した英ヘンリー王子とメーガン妃のオセアニア公式訪問。第8日目となった現地時間23日は、豪州からフィジー共和国へと移動した。

そんな夫妻を一目見ようとおよそ1万5000人が首都スバ市内の「アルバート・パーク」に集結、ブンダ地区の人々による伝統的なウェルカムセレモニー「Veiqaraqaravi Vakavanua」が行われた。夫妻はフィジーに古くから伝わる伝統舞踊「メケ」をステージ上で堪能し、ヘンリー王子は“タノア”と呼ばれる器に注がれたフィジーお馴染みの飲み物“カヴァ”にトライ、フィジーの人々の温かいおもてなしを楽しんだようだ。

同日夜にはサバ市内「グランド・パシフィック・ホテル」バルコニーヘンリー王子とメーガン妃が登場、大勢の人々を前に笑顔でロイヤルウェーブを披露すると、その場はたちまち大きな歓声に包まれた。

この日は「ZIMMERMANN」の白のミディ丈ドレスに「Stephen Jones」の白いファシネーター、エリザベス女王から贈られたダイヤモンドパールのイヤリングという清潔感あふれるコーディネートで現れたメーガン妃。七分袖から覗く妃の左手首には、チャールズ皇太子からのプレゼントだというダイヤモンドテニスブレスレットが輝いていた。

ジオジ・コンロテ大統領夫妻主催による夜のレセプションでは、ヘンリー王子はハンサムなタキシード姿に、メーガン妃はロンドン発祥ブランド「Safiyaa」のケープ付ドレス「Ginkgo」姿にお色直し、5月の挙式以来のフォーマルなファッションを披露した。妃のドレスの鮮やかなブルーは“フィジアン・ブルー”と呼ばれる南太平洋の美しい海の色をイメージしたもので、フィジー共和国の国旗にも使われている。「訪問国を妃なりの方法でリスペクトしている」とこの日のファッションチョイスには概ね称賛の声があがっている。

英紙『The Sun』王室記者エミリーアンドリュースさんによれば、レセプション時にメーガン妃が身に着けていたゴージャスダイヤモンドのイヤリングは英王室から拝借したものだそうで、「1953年に同ホテルを訪れたエリザベス女王のものではないか?」ということだ。

2日間の予定でフィジーに滞在後、現地時間25日よりトンガ王国を訪問する予定のヘンリー王子とメーガン妃。ツアーも半ばを過ぎたが、まだまだ2人からは目が離せそうにない。

The Duke and Duchess of Sussex made the night for thousands of Fijians as they waved from the balcony of the historic Grand Pacific Hotel in Suva City. #Fiji #FijiNews pic.twitter.com/XXgQYMhkpL

Fijian Government (@FijianGovt) 2018年10月23日

画像は『Fijian Government 2018年10月23日付Twitter「The Duke and Duchess of Sussex were hosted to a State reception at Grand Pacific Hotel this evening by His Excellency the President Major-General (Ret’d) Jioji Konusi Konrote.」』『Kensington Palace 2018年10月23日付Twitter「At Borron House, The Duke and Duchess of Sussex called on President Jioji Konrote and First Lady Faga Sarote, at the start of #RoyalVisitFiji.」「The Duke and Duchess of Sussex arrive for a State Reception and Dinner hosted by the President of Fiji.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma

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