ナポリを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、今夏にユヴェントスへ加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて冗談を交えながらコメントした。スペイン紙『マルカ』が23日付で伝えている。
アンチェロッティ監督とC・ロナウドといえば、2013-14シーズンから2シーズンにわたってレアル・マドリードで共に戦った間柄だ。同監督はセリエAにここ数年“不在”だったスター選手の参戦を喜びつつ、同選手がリーグの覇権を争うライバルチームに加わったことを残念がっている。
「C・ロナウドが来たことは、セリエAのイメージにとって素晴らしい兆しだ。長い間、このリーグはディエゴ・マラドーナやミシェル・プラティニ、ジーコ、ジネディーヌ・ジダン、ロナウド、アンドリー・シェフチェンコ、カカ、ズラタン・イブラヒモヴィッチなどがいたのだから」
「C・ロナウドの到着はそういったイメージを復活させるだろう。彼は偉大なプロフェッショナルだからね。彼の唯一の間違いは、ユヴェントスに行ってしまったことだよ!」
アンチェロッティ監督はこのように語り、かつての教え子がセリエAの価値を高めてくれるとした。現在はC・ロナウド擁するユヴェントスがアンチェロッティ監督のナポリに勝ち点差「4」をつけてリーグ首位に立っているが、同監督もこのままでは終わらないだろう。今後のタクトに注目が集まる。
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