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24日、札幌管区気象台は、3か月予報(11月~1月)を発表しました。11月を中心に暖かい空気に覆われることがあるため、向こう3か月の平均気温は平年並みか高い見込みとなりました。ただし、12月以降はアリューシャン低気圧の影響で平年並みの寒気が流れ込むため、急に寒さが強まる感覚となりそうです。降水量と日本海側の降雪量は、ほぼ平年並みでしょう。

11月 タイヤ交換は早めが安心

次第に冬型の気圧配置となる日が増えてきて、日本海側やオホーツク海側では平年と同じように曇りや雪、または雨の日が多くなる見込みです。太平洋側は平年と同様に晴れる日が多いでしょう。11月は寒気の影響を受ける日もありますが、南から暖かい空気が流れ込むこともあるため、気温は平年並みか高い予想です。雪は降ってもすぐにとける雪がほとんどとなりそうです。しかし、一時的に雪が積もることもあるため、通勤などで毎日車を使う方は早めにタイヤ交換を済ませておくと安心です。

12月 根雪のはじまり ほぼ平年並み

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冬型の気圧配置の強さはほぼ平年並みとなりそうです。そのため、全道的に平年と同じような天気となるでしょう。日本海側やオホーツク海側では曇りや雪の日が多く、太平洋側は晴れる日が多い見込みです。12月になるとアリューシャン付近で低気圧がやや強くなる予想となり、北海道付近には平年並みの寒気が流れ込むでしょう。気温はほぼ平年並みですが、11月は気温が高めとなる日が多いため、急に寒さが強まる感覚となりそうです。根雪のはじまりは、平年どおりの見込みです。

1月 寒さ、雪の降り方 ほぼ平年並み

引き続き、冬型の気圧配置の強さはほぼ平年並みの見込みです。日本海側やオホーツク海側は平年どおりに曇りや雪の日が多く、太平洋側は冬晴れとなる日が多いでしょう。気温はほぼ平年並みの見込みです。

北海道3か月 根雪の始まり~平年並みの冬