時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
2018年10月23日(火)、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(所在地:東京都文京区、理事長: 大河正明 以下「B.LEAGUE」)による「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2019」概要発表会見が行われ、その中で「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020」最終候補地が発表されました。
最終候補地は茨城ロボッツ(B2)のホームである「茨城」とレバンガ北海道(B1)が本拠地とする「北海道」。
茨城ロボッツは本拠地である茨城県水戸市の「アダストリアみとアリーナ」(東町運動公園新体育館)でのオールスター開催を目指し、招致活動を行ってまいります。
B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020」開催地は、2019年1月19日(土)に富山市総合体育館にて開催される「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2019」会場にて発表されます。

【「B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020」 を茨城に!】


私たちにもできる。私たちだからできる。
人口27万人の小さな県庁所在地「水戸」から
バスケの力で、地方創生の魁(さきがけ)モデルをつくる。

茨城ロボッツは、B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020の開催地として名乗りを上げました。

それは3年前に経営の危機にあった私たちを崖っぷちから救いあげてくださった水戸の市民の皆様への心からの感謝の気持ちをプロバスケットボールの最高の舞台を通じて伝えたいという心からの願いが立候補の原動力となっています。さらに元気が失われつつある地方の現場をなんとかしたいと、空洞化した中心市街地の空き地を活用したチームの拠点でもある「まちなか・スポーツ・にぎわい広場(M-SPO)」の整備や、B.LEAGUE初のまちづくり会社「いばらきスポーツタウン・マネジメント」の創設など、茨城ロボッツが地域とのコラボレーションで一貫して取り組んできたスポーツ×地方創生の取り組みの集大成として、この夢の舞台がふさわしいとの確信が私たちを誘致に向けて突き動かしています。


私たちはB.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020誘致活動や開催を通じて以下の3つに挑戦します。

1.明治維新150年。時代の転換期の今、スポーツ×まちをテーマに水戸は天下の魁(さきがけ)としての役割を再び果たす。
幕末の日本の転換期、吉田松陰西郷隆盛といった時代を切り開いた志士たちは水戸に学び、その思いと哲学に触れ、志が伝播し、課題が鬱積する世の中を次の時代へ切り開く行動を導きました。「梅は春の魁、水戸は天下の魁」とは当時あまりにも有名な名文句でした。あれから150年後の現代。地域の閉塞感が漂う中で、スポーツの力で地方創生を実現しようという動きが全国でありますが、その成功事例はいまだ多くはありません。
折しも茨城は、2019年の「いきいき茨城ゆめ国体」、2020年の「東京オリンピックパラリンピック」では地の利を活かし多くの種目のキャンプ地として利用されます。
このタイミングで私たち茨城ロボッツも地域と連携し、B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020を成功させます。
一過性のものではなくオールスターゲームレガシーを次世代に残していく取り組みを、すでに築き上げた強力な官民連携、茨城大学等との産学連携のもと具体的なプロジェクトとして進めることで、スポーツの力による地方創生の魁モデルを作り上げてまいります。そして地域×Bリーグの新たな扉を開き全国に伝播させていきます。
新しいことを、勇気を持って一歩先に、という魁の精神を育んできた私たちの水戸だからこそ、できることです。


2.水戸市制130年。スポーツの力は、小さな地方都市で大きな力を発揮する。
夢の舞台の実現で、子どもたちの記憶に残る街の風景をつくり自慢できる故郷にする。
水戸は横浜などと並び日本で最も早く市制が敷かれたもっとも古い都市のひとつです。
2019年度には市制130年という節目を迎えます。しかしながら人口27万人は県庁所在地としては39位と決して大きな街ではありません。民放テレビ局もなく、東京にも程よい距離ということもあり地域の暮らしの中での地域独自の文化や盛り上がりが新たに生まれることは簡単なことではありません。しかし近年、スポーツの力によって少しずつ変化が生まれつつあります。Jリーグ水戸ホーリーホックのスタジアムや茨城ロボッツのアリーナでは、年齢を超えて多くの市民が「水戸!」「茨城!」と声を枯らしひとつになって応援をしています。スポーツには地域を一つにする力がある、ということを表す事例です。
そして2019年4月には、市制130年を記念し茨城ロボッツの新たなホームアリーナ「アダストリアみとアリーナ」がいよいよ市街地のど真ん中にオープンします。5000人収容のアリーナ、スタープレーヤーたちの華麗なるプレーに目を輝かせ声援を送る子どもたち。そのキラキラした場所が自分たちの街にあるのだという体験は、必ず子どもたちの記憶に残り、街の自慢としていつまでも語り継がれ、歴史となっていくことでしょう。これがプロスポーツの醍醐味だと思います。
そして、「政令指定都市ではない、私たちの街でもできる」という地域の成功体験が、きっと水戸の人々だけではなく、全国の地域の皆さんを勇気づけることと信じます。


3.魅力度ランキング47位。リーグとロボッツの力で茨城を発信。
日本一知られていない地域から、行ってみたらすごかった地域へ。
先日発表をされた民間会社による都道府県の魅力度ランキング調査。今年も茨城は例年通りの47位(最下位)の定位置となりました。しかし、茨城に魅力がないわけではありません。むしろ自慢すべきことがたくさんあるということは、県外から移籍してきた選手たちが口々に言うことです。足りなかったのはそれらを外に向かって発信する力だったのだと言えます。 だから、茨城ロボッツは、地域への恩返しとして私たち自身が情報を発信するメディアとなりたいと強く思っています。私たちの日々の活動が注目をされ、発信され、都市のブランドにつながっていくこと、私たち自身が集客装置となり県外からも多くのお客様を呼ぶ力をもつこと。今回、B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020を水戸で開催することはその大きなきっかけになると確信をしています。都市と緑が混じり合う水辺を望み、偕楽園に隣接するアリーナで開催される夢の舞台は、茨城・水戸を発信する拠点となり得ます。

奇しくも今回の開催地誘致のライバルは、魅力度ランキング1位常連の北海道。光圀公の快風丸にはじまり水戸徳川家の蝦夷地開発事業などの歴史、スカイマーク茨城⇔新千歳便の運航など関係深い地域ではありますが、胸を借りるつもりで私たちが魅力度No.1の王者に向き合い、負けない価値を示すことには意義があります。それらの営みを魅力の発信につなげることができるよう全力を尽くします。


「集衆思宣群力」「広く人々の考えを集めその力を人のために生かす」という意味を表すこの言葉は水戸藩の藩校弘道館の教えのひとつです。夢の実現はみなさんなしにはなし得ません。B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020の誘致がゴールではなく、そこから始まる地方創生の魁として、全国に誇れるモデルとし、スポーツがこれからもずっとまちづくりのエンジンになるために、誘致活動から開催の実現までの取り組みを通じて大きな種を植えていきたいと思います。B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2020から始まるあたらしいBリーグ、あたらしいスポーツ、あたらしいまちづくりモデルの全国への伝播を目指して、茨城・水戸から挑戦します。みなさんの力をお貸しください。


株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント
代表取締役社長 山谷 拓志

株式会社いばらきスポーツタウン・マネジメント
代表取締役社長 川﨑 篤之

配信元企業:株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント

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