映画『シェイプ・オブ・ウォーター』で作品賞と監督賞に輝いたギレルモ・デル・トロが、アニメで監督デビューを果たすことが分かった。『ピノッキオの冒険』として知られる児童文学の名作の長編アニメPinocchio(原題)』でメガホンを取るという。

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 Varietyによると、Netflixのもとで進められている『Pinocchio(原題)』は、ミュージカル仕立てのストップモーションアニメになるという。1940年にディズニーアニメピノキオ』も製作された原作は、話すことのできる意思を持った木の人ピノキオが、苦難を乗り越えながら魂の成長を経て本物の人間になるさまを描く。

 デル・トロ監督版は、ファシズム体制下の1930年代イタリアが舞台になるという。デル・トロ監督は脚本と製作を兼任するとのことだ。テレビアニメ映画『オーバー・ザ・ガーデンウォール』のパトリックマックヘイルが共同脚本、アニメファンタスティック Mr.FOX』のマークグスタフソンが共同監督として参加するという。ボイスキャストなど、その他の詳細は不明だが、今秋から製作が開始される予定だ。

 「アニメーション以上に僕の人生と作品に影響を与えた芸術ななく、僕にとってピノキオほど個人的な深いつながりを感じさせるキャラクターはほかにありません」とデル・トロ監督。

 彼は声明の中で「僕たちのストーリーでは、ピノキオは冷酷な父親を持ち、理解できない世界で迷子になる純真な魂を持った少年です。そんな彼が途方もない旅に出て、父親や真の世界を理解するようになります。僕は物心ついたころからこの映画を作りたいと思っていました」と、作品に対する特別な思いを語っている。

ピノキオの物語でアニメ映画を初監督するギレルモ・デル・トロ監督(C)AFLO