落ち込む女性

Hakase_/iStock /Getty Images Plus/写真はイメージです)

愛するパートナーの妊娠が発覚したら嬉しいものだ。しかし、中には望まない妊娠によって悩む人も少なくない。

このことについて、『Yahoo!知恵袋』に投稿されたトピックが話題になっている。

■妊娠した彼女に悩む男性

「助けて下さい。彼女が妊娠してしまいました」と訴えた大学4年生の男性。どうやら、交際している彼女の妊娠が発覚したようだ。

投稿者は、就職は決まっているもののまだ学生であること、社会人1年目の給料では生活できないことから「まだ親になるには早い」と考えているという。

そのため、彼女には「堕ろすしかない」と説得しているよう。また、地元を離れることが決まっており、もともと卒業したら遠距離恋愛になる状況だった。

■「彼女を傷つけずに中絶」を望む

しかし、一方の彼女は「産みたい」と考えている。彼女も内定が決まっているが、辞退を決意しているのかもしれない。

投稿者は「堕ろして気分新たにそれぞれの道を進むのがベスト」とし、彼女について「後先を考える余裕がないのかもしれません」と心配する。

そして、「なんとか彼女を傷つけずに中絶してもらう方法はありますか? 費用くらいは負担してあげても良いと思っています。私の将来がかかっています」と意見を求めた。

■「傷つけずには無理」「責任は取るべき」

相談を受け、ユーザーからはさまざまな声が寄せられたが、その多くは投稿者を非難するものだ。

「親に相談してください。傷つけずには無理です。もっと大人になった時に、子供が育てられるといいですね。ただ、あなたは人として最低です」

「彼女を傷つけずになどとおっしゃっていますが、ずいぶん自己中心的な方ですね 出産するかどうかの決定権は彼女にあるのであなたにはどうすることもできません」

「自分のしでかしたことでしょ? 結婚できないのであれば認知するとか、養育費を払うとか大人としての責任は果たしましょうね」

「結婚すれば良いじゃん。就職するんだし。責任は取るべき」

■将来は子供がほしい?

しらべぇ編集部が全国20〜40代の子供がいない男女588名に「子供がほしいか」についての意識調査を実施したところ、「絶対にほしい」と答えたのは2割強。

(©ニュースサイトしらべぇ

男女別に比較すると、男性よりも女性のほうが割合が高い。

すでに新たな道を考え始めている投稿者。しかし、その選択には犠牲がつきまとうことを覚悟してほしいものだ。

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(文/しらべぇ編集部・鳩麦エスプレッソ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~40代の子供がいない男女588名(有効回答数)

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