フィリピンサッカー連盟(PFF)は27日、スウェーデン人のスベン・ゴラン・エリクソン氏(70)を代表監督に任命したことを発表した。イギリスBBC』などが伝えている。

▽最新のFIFAランキングでは116位のフィリピン代表は、今年3月に4年間監督を務めたトーマス・ドゥーリー氏辞任後に、元イングランド代表のテリー・ブッチャー氏を後任に据えた。3年契約だったものの、フィリピン代表の成功に疑問を持ったブッチャー氏は就任からわずか2カ月後の8月に退任。以降はアシスタントコーチのスコット・クーパー氏が暫定監督を任されていた。

▽そんな中フィリピンはこの度、老将エリクソン氏を招へい。これまでベンフィカローママンチェスター・シティなどを率いてきた同氏は、近年では広州富力や上海上港、深ゼン市足球倶楽部など中国のクラブを渡り歩いた。また、イングランドメキシココートジボワール代表も歴任し、直近では今年8月にイラク代表就任の報道もあったものの、PFFからの申し出を拒否していた。

フィリピン代表は今後、2018AFFスズキカップ、2019アジアカップへの参加が控えている。

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