先日発表された「都道府県魅力度ランキング2018」(ブランド総合研究所調べ)。北海道が10年連続で1位にランクインし、京都も同じく10年連続で2位。日本を代表する観光地がトップ2というのはうなずけますね。
その一方で低迷する県もありますが、今回注目するのは42位の群馬県です。順位に苦しむ北関東勢の中で群馬県は健闘しているといえますが、ちょっと待って! 群馬県の魅力度が低いなんて失礼な話なんです(笑)。実はこれから気温が低くなってくる季節にこそ訪れたい群馬県は、言わずと知れた日本一の温泉王国。今回はそんな群馬の魅力に迫りましょう!

日本三名泉のひとつ草津温泉

日本三名泉のひとつ草津温泉


群馬の魅力といえば、そう、やっぱり温泉ですね

草津、伊香保、四万、水上……ざっと上げるだけでも日本有数の温泉地名が思い浮かぶ群馬県。県内にある温泉総数はなんと200カ所以上といわれていますが、中でも草津は有馬、下呂と並ぶ日本三名泉のひとつです。草津の湯畑と言うと、訪れたことがない人でもその光景がすぐに思い浮かぶでしょうし、自然湧出量は日本一の名湯だけあり、湯畑周辺の再整備完了後は、2012年以降過去最多数の観光客(約325万)が訪れているそうです。
そんな華やかな温泉地・草津とは対照的に、豊かな自然の中で静かに過ごすことができるのが四万温泉です。四万川が流れる温泉地は「四万の病に効く」とのいい伝えから「四万温泉」の名がついたそう。同じ県内でも特徴の異なる温泉地が点在している点も、群馬の魅力のひとつですね。


悲願の世界遺産登録!

4年前に群馬県に訪れたビッグニュースといえば「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録でしょう。生糸の大量生産を実現させた技術革新と、海を越えて絹産業の発展に貢献した価値が認められた富岡製糸場。和洋の技術をミックスさせて明治政府が建造(明治5年/1872年)した工場建築や主要施設が、今なおほぼ変わらぬ姿で残されている点も大きな歴史的価値があります。
日本の近代産業の先駆けとして、地域経済や文化の形成に大きな役割を果たした絹産業は、今でも群馬県を支える産業のひとつであり、繭(まゆ)の収穫量は47トンを超え、全国シェアの30%以上を占めます。これは日本一の生産量です。さらに、繭からつくられる生糸の生産量も全国シェアの60%ほどを占めているといいます。

世界遺産に登録されている富岡製糸場

世界遺産に登録されている富岡製糸場


日本を代表するラッキーアイテム「高崎だるま」

そして、忘れてはならないのは全国生産シェアが80%を超え、圧倒的な規模で日本一を誇る「だるま」です。なかでも高崎市で生産される「高崎だるま」は有名ですね。
選挙当選!商売繁盛!合格祈願!……など、日本の吉祥である鶴と亀が顔に描かれた伝統工芸品の「縁起だるま」「福だるま」は、お祝い事には欠かせないラッキーアイテムですが、ちなみに「だるま」の名前は、サンスクリット語で「法」を表す言葉からきているそうです。
また、高崎市内には縁起だるま発祥の地といわれている少林山達磨寺というお寺があります。この少林山達磨寺では、毎年1月6日には「だるま市」が開かれ、全国からだるまを買い求める人でにぎわいます。
そして毎年1月15日には「だるま供養」という行事が行われます。役目を終えただるまは粗大ゴミに出すには憚れるラッキーアイテムですから「だるま供養」を通してこの地で燃やし、供養してあげなければなりません。自宅にだるまを置いたままの人は「だるま供養」できちんと供養してあげてくださいね

毎年多くのだるまが供養される少林山達磨寺

毎年多くのだるまが供養される少林山達磨寺

── 最後になりましたが、1985年10月28日が「群馬県民の日」に制定されたことをご存じですか?
永遠の7歳である群馬県マスコットキャラクターぐんまちゃん」が、2014年の「ゆるキャラグランプリ」で念願のグランプリを獲得したことも最近の大きな話題ですが、これから温泉が恋しくなる季節に突入します。木々が紅葉する秋、そして、しんしんとした冷気が肌をさす冬……。1000年以上の歴史を持つ古湯を擁する日本一の温泉王国・群馬を訪れ、心と体をリフレッシュしてみませんか?

湯畑周辺の再整備も完了しました!

湯畑周辺の再整備も完了しました!

評判以上に魅力満載!寒い季節にこそオススメの群馬県