ゲーム制作エンジン「Unreal Engine 4UE4)」を提供するエピックゲームズは、12.5億ドル(約1,400億円)の資金調達を行ったことを発表しました。

エピックゲームズは、ゲーム開発会社として設立。その後、ゲームを作るためのゲームエンジンUE4の提供を開始しました。UE4はVR制作にも使われています。また2017年には、Oculus Rift専用タイトルのアクションVRゲーム「Robo Recall」をリリースしました。最近では、アクションビルディングゲーム「Fortnite」をPC、スマートフォン向けに提供し、世界中で人気を博しています。2012年からは中国のテンセント社が40%の株式を保有しています。

業界の最先端とパートナーシップ構築

今回の投資には、KKR、ICONIQ Capital、Smash Ventures、aXiomatic、Vulcan Capital、Kleiner Perkins、Lightspeed Venture Partnersといった複数のベンチャーキャピタルが参加しています。またエピックゲームズは資金調達により、「技術、エンターテイメント、プロスポーツ、eスポーツ、ライブイベント等の最先端に立つ投資会社や個人」とのパートナーシップも構築されたと表明しています。

CEOのティム・スウィーニー氏は、「我々は金融、スポーツ、エンターテイメント業界におけるトッププレーヤーとパートナーを組めることにワクワクしています。これにより、当社はリアルタイム3D技術のリーダーポジションに押し上げられるでしょう。そして、人々が遊び、働き、世界とコミュニケーションを取る方法をより良くしていく動きを加速できる
と考えています」と話しました。

(参考)UploadVR