10月28日放送の「林先生が驚く初耳学!」(TBS系)では、現代文講師・林修が“撲滅させたい”日本語について熱弁をふるった。

【写真を見る】この日はスタジオでアンミカ、大政絢、市川紗椰らが林先生のバースデーをお祝い♪

林が問題視するのは、「その話、深いよね」というフレーズ。日常会話で、相手の話に感心したときや納得したときなどによく使われる。

だが、林は「『その話、深いよね』というヤツは、深く考えてはいない」とドヤ顔で問題提起。これにスタジオレギュラーのアンミカは「『深いな』って言いかけたわ。むっちゃあぶない」と応じ、笑いをとった。それほどまでに“深い”というフレーズは現代日本の日常会話に浸透しているのだ。

■ 林修のオチに田村淳「うわぁ落語みたい!」

「ダメなんです、最近の日本人は考えることを放棄しすぎている」とズバリ指摘した林に、田村淳は「たしかに『深いね』って言う人はそこまで深く考えてないのかもしれない」と同意した。

だが、“撲滅活動”の具体的な内容に及ぶとスタジオは驚愕!林は「深いね」というフレーズを撲滅させるため「相手が『深いね』って言った瞬間に『え、何がどう深いの?説明して』と言うことにしている」と告白したが、そのネチっこすぎる性格にスタジオ中から「イヤな人~!」と大ブーイング

当の林はそんなスタジオの反応にもかまわず「そうすると、言った瞬間に相手は“深い”から“不快”に変わるんです」と嬉しそうに“オチ”まで披露。田村は「うわぁ落語みたい!」とのけぞった。

林はさらに「深いよね、って言った瞬間に『俺、これ以上考えるのやめてるな、ここでごまかすのはよくないな』と思ってもらうことに意味があるんじゃないかと」と持論を展開。「その話深いよね」は思考停止ごまかしの言葉であり、これを言わないだけで物事を深く考える訓練ができると主張した。

正論だが少々強引な論理に、田村は「明日の朝のコメンテーター仕事やりづらくなりますよ!みんな言ってるんだから」と反論し、スタジオを沸かせていた。

次回の「―初耳学」は11月4日放送。アンミカの辛口指導が話題を呼ぶ人気企画「パリコレ学」は第3弾。今回はメイクをテーマに、King&Prince平野紫耀を迎えて送る。ほか、キングオブコント2018勝者のハナコが爆笑コントを披露。何の職業をしている人かを当てる「初耳ピーポー」コーナーには、24歳であるプロジェクトのトップを務める美女が登場する。(ザテレビジョン

林修と“初耳コンシェルジュ”役の大政絢