ハロー!プロジェクトに所属するアイドルグループJuice=Juiceが、10月29日に3度目となる日本武道館公演を行った。7月14日に加入した新メンバー稲場愛香を加えた8人体制では初となる大きなステージ。しかし、以前弊誌のインタビュー宮本佳林が「私たちが(新メンバーの)支えになって、みんなに素敵な気持ちを体験してもらえるようにも頑張りますし、私たち自身のパフォーマンス力もどんどん上げていきたい!」と語っていたように、3度目の武道館公演となる初期メンバー5人を中心に有言実行で最高の空間をつくり上げ、会場に訪れた8000人のJuice=Juice Family(Juice=Juiceファンの呼び名)を熱狂させた。

【写真を見る】ライブ直前に前髪を切った植村あかりと、前日にばっさり髪を切った高木紗友希

1曲目から、いきなりライブ新曲「Border Line」を初披露。彼女たちらしいディスコファンク系の楽曲で会場を虜にすると、今回は “TRIANGROOOVE”というライブタイトルから、3つのテーマライブが展開していく流れに。

最初のテーマは“CUTE”で「Vivid Midnight」「初めてを経験中」「アレコレしたい!」と、彼女たちのかわいい系の楽曲を今までにないくらい連続でパフォーマンス。最後は梁川奈々美の「もう少し 帰りたくない」のセリフから、宮崎由加と梁川というJuice=Juiceのママ&娘の親子ペアがハロー!プロジェクトきってのかわいい楽曲「もしも…」(モベキマス)を歌い出し、「かわゆくがいいなぁ」「おやすみなさい」などのキュートセリフを交えファンを魅了していた。

ここから雰囲気が一変。テーマが“SEXY”となり、色っぽい衣装にチェンジし「素直に甘えて」「メロディーズ」「SEXY SEXY」「裸の裸の裸のKISS」と大人で情熱的な楽曲を歌い上げる。なかでも松浦亜弥藤本美貴ユニットGAMの「メロディーズ」を歌ったグループの(自称?)セクシー担当である金澤朋子高木紗友希植村あかりの3人は、大人の色気、しなやかなダンスや甘い歌声でファンを自分たちの世界に引き込んでいく。春ツアーテーマでもあった“SEXY”をさらに磨き上げ、彼女たちのさらなる進化を見せてくれる一幕でもあった。

3つめのテーマは“COOL”。最初は後浦なつみR&Bナンバー「LOVE LIKE CRAZY」を宮本、段原瑠々、稲場の3人がクールダンスとともに披露。ソロダンスなども織り交ぜ、ダンスが得意な稲場の加入を活かしたシーンも加わる。さらに「Fiesta! Fiesta!」ではメロディーに合わせて炎が吹き上げる演出がファンを圧倒。同曲の歌詞にある通りメンバーだけでなくファンも情熱を解き放ち、“COOLブロック最後の曲「KEEP ON 上昇志向!」では、ファンも一緒に手振りなどをし、会場全体がダンスフロアに変貌していた。

開演から1時間以上経過し、やっとここで最初のMCタイムに。早着替えを含め13曲連続で歌い続けており、思わずリーダーの宮崎も「やっと喋れた〜」と笑顔。稲場は「初めての武道館で終始緊張してる」と初の武道館公演への思いを告白する。宮崎とパフォーマンスした梁川は「(CUTEテーマで)納得の人選。親子デュエット日本武道館で出来てよかった」と語れば、高木は「Juice=Juice高木紗友希を筆頭にSEXYを盛り上げてる」と、それぞれのテーマで披露したユニット曲に関してコメント。そしてライブはここまで3つのブロックで披露してきた、CUTE、SEXYCOOLといった表情やパフォーマンスを武器にラストパートへ突入する。

インディーズデビューシングルの「私が言う前に抱きしめなきゃね」や、メンバー自己紹介ソングGIRLS BE AMBITIOUS」の8人バージョンを初披露するなどヒートアップメンバーからも歌いながら笑みがこぼれるなど、多幸感あふれる雰囲気のなか「ロマンスの途中」「Never Never Surrender」「禁断少女」と歌い上げていく。本編の最後は「未来へ、さあ走りだせ」。“次の時代がはじまる 行くぜ 私たちの未来”と歌詞にある通り、これらかも彼女たちに注目したい期待感で幕を閉じた。

大声援の「Juiceもう一杯」のアンコール後は「シンクロ。」で幕開け。その後、各自がライブの感想(後述)を語り。「Gola 〜明日はあっちだよ〜」ではメンバーファンが一緒になってタオルを振り回す。そしてラストナンバーはJuice=Juiceパフォーマンス集団という礎を作り上げた「Magic of Love(J=J 2015Ver.)」。メンバーたちがファンに向け「みんなが好きよ」と歌詞アレンジを加えるなどして大団円に。最後は8人がステージに横並びとなって、マイクを使わずに「ありがとうございました!」と感謝の言葉をファンに贈っていた。

また、本公演には、ハロー!プロジェクトの新グループの「CHICA#TETSU」の一岡伶奈、島倉りか、西田汐里、江口紗揶、「雨ノ森 川海」の高瀬くるみ、前田こころ、山﨑夢羽、岡村美波、清野桃々姫の9人がバックダンスなどで客席を盛り上げていた。Juice=Juiceデビュー当初は、先輩グループ武道館公演のオープニングアクトなどを務めたこともあり、20年続くハロー!プロジェクトの継続性、物語性が感じられる演出だ。なにより、公演日となった10月29日には彼女たちの恩師にあたるつんく♂の50回目のバースデー。本公演が、恩師への最高の誕生日プレゼントになったに違いない。

稲場愛香

「みなさん本日は本当にありがとうございます! 私は今日が初めての日本武道館公演だったんですけど、こうしてこのステージに立たせていただけているのは私の力だけでは無理なことで、メンバーのみなさんが作り上げてきてくださった歴史があって、いろいろなものを積み重ねてきてくださったから、私が今ここに立てているんだなって思って、改めてみなさんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。本当にいつもありがとうございます。私をあたたかく迎えてくれたみなさんだったり、支えてくださるスタッフさん、そしてどんなときも応援してくれる家族。そして何より、こうしていつも応援してくださっているみなさんがいるから今の私がいるなと、すごく感じました。これからもみなさんにまた明日からもがんばろって、“がんばりまなかん”しようって思っていただけるような活動ができるように、感謝の気持ちを忘れずに精一杯頑張っていきたいと思います」

段原瑠々

「今日は来てくださってありがとうございました! そいてライブビューイングをご覧のみなさんもありがとうございます。本当に楽しくて、すごくアッという間に時が過ぎていって本当に寂しいなって思うくらい、本当に本当に楽しい時間で、やっぱり瑠々はこうやってステージに立って歌ったり踊ったりすることが大好きだなって改めて思いました。みなさんあたたかく応援してくださって、本当にありがとうございます。私は本当にJuice=Juiceメンバーが大好きで楽屋にいるときも本当にお腹が痛くなるくらい、いつも大声で笑って、そんな優しくておもしろいみんなが大好きだし、そしてJuice=Juiceファミリーのみなさんもいつもあたたかく迎えてくださって、そんなみなさんと私たちメンバーと、そして支えてくださるスタッフさんとこれからもたくさん思い出を作っていけるように瑠々もがんばるけん!」

梁川奈々美

「本日は、本当にありがとうございます。去年も日本武道館に立たせていただいて、今回2度目になるんですけど、まず2年連続でこうして日本武道館公演というすてきなステージに立たせていただいているのは、本当にみなさんのおかげです。ありがとうございます。去年は始まってから本当に汗をかき過ぎてて周りのみんなに心配されるくらい。今年は大丈夫だろうって思ってたんですよ。そうしたら後半のときに宮本さんいつものプリンクラーっぷりだなって思ってたら、なんか宮本さんの汗だけじゃなくて自分の汗もまってて、私も仲間入りって思ったんですけど(笑)。本当に今年もそれぐらい、いっぱいアツく汗かけてよかったなって思います。しかもいい意味で2回目ということで、地に足つけてといいますか、ちゃんと落ち着いてひとつひとつ噛み締めて出来たんじゃないかなって思います。本当に本当に、本当に本当に楽しかったですし、本当にメンバーのみんなにもファンのみなさんにも感謝だなって思いました。本当に本当にありがとうございます。本当に本当にしか言ってないんですけど、また感謝の気持ちを何かいろんな形で伝えていけるように頑張りたいと思います」

植村あかり

「みなさん本当に今日はありがとうございました。長らくMCがなかったもので言えてなかったんですけど、先ほど前髪を切りまして。メンバーに見せたのも本番前でスタッフさんもきっと知らない方ばかりで、私にとっては本当に第一回目の本番だったんです。リハーサルとかで本番をていにして頑張ってやるけど、そのときは前髪があったので、今日の17時くらいまでは。今日はどうなるかなと思ったんですけど、視界も良好でみなさんのことをたくさん見ることができてうれしいなって。こんなにたくさんの方が来てくださるとなると、どれだけの目玉があって。よく見るとちょっと気持ち悪いですけど(笑)。ですが、こんなに目玉が見れる機会って絶対ないじゃないですか。だから、この機会に私はたくさんの方とアイコンタクトを取ったつもりだす。私の脳の中にはみなさんの目玉が刻まれましたから!」

宮本佳林

「本日は本当にありがとうございました。みなさんのJuiceもう一杯コール、すごく聞こえてました。アンコールって本当はあるものと思って作ってはいけないものなので、こうしてアンコールしてくださったことが本当にうれしいです。去年ね、この場所で一人一人の名前コールして欲しいなって言ったんですよ。でも、その当時8人になると思ってなかったの! だからこんなにゴチャゴチャすると思ってなかったんですけど、でもね名前コール聴きたいなって。今やってもいいですか?(ファンから由加ちゃん、朋子、紗友希、佳林、あーりー、やなみん、るーちゃん、まなかんとコールが入る)みなさんのこの団結力が私は本当に大好きですし、これからもJuice=Juiceもっと成長していきたいと思います!」

高木紗友希

「みなさーん、楽しかったですか!? うえむーはさっきですが、昨日美容院に行って髪をバッサリ切ってきたんです! そんな気合いを入れて挑んだ今日なんですけども、最近嫌なこととかある人いると思うんですよ、ムカつく人いるでしょいっぱい。そういうのを全部忘れて楽しんでもらえたらいいなって思いながら私たちも全力で楽しんだんですけど、楽しんでいただけましたか!? はい、みなさんのその笑顔が見れて、私も明日から頑張れそうです!」

金澤朋子

「みなさん今日はJuice=Juiceに会いに来てくださって本当に本当にどうもありがとうございますライブビューイングでご覧になってくださっている方も本当にありがとうございますJuice=Juiceが初めて武道館に立たせてもらったときは手も足もガクガクブルブルっていう感じで、本当に緊張してソワソワしながらも、この幸せな空間でまたライブが出来たらいいなってぼんやりと考えていたんですけど、まさか3年連続ですてきなステージに立たせていただけるとは本当にうれしい限りです。Juice=Juiceのいろんな曲を歌わせてもらったんですけど、あ、こんなにいい曲たくさんあったんだって改めて感じたり、その曲にまつわる思い出とかも蘇ってきたりもして、すごい感慨深い気持ちになったんですけど、これから先も頑張っていきたいなって思いますので、また私たちに会いに来てくださったらうれしなと思います」

宮崎由加

「みなさーん本日はありがとうございました。初めは5人で目指したこの武道館も、昨年7人になりまして、そして今年まなかんが加わって8人でこうやって迎えることができて本当にうれしく思います。ここまでみなさんが付いて来てくださったのは、本当に本当にみなさんからのアツい声援があって、メンバーみんながいてくれたからだなって思います。本当にありがとうございます。こんなにJuice=Juiceファミリーっているんだなって、改めて毎回毎回感じさせてもうらんですけど、なのでもっともっとみなさんにありがとうパワーをいっぱいばらまきたいなって思いました。今回はBEYOOOOONDSのみんながサポートしてくれたということで、本当に仲間が増えた感じみたいになったんですけど、これからもいろんなJuice=Juiceが続いていくと思うので、これからも目を離さないで来ていただけたらなと思います」(ザテレビジョン

「Fiesta! Fiesta!」の炎が吹き上げる演出に驚き! 会場のファンからもFiesta! Fiesta!と大合唱が!