日本サッカー協会(JFA)は30日、鹿島アントラーズのFW安部裕葵、東京ヴェルディに所属するMF藤本寛也のU-19日本代表離脱を発表した。

▽安部の離脱理由はクラブ事情のため。藤本は28日に行われたAFC U-19選手権準々決勝のU-19インドネシア戦で負ったケガによる負傷離脱となる。

▽両選手は、JFAの公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。

◆安部裕葵
「この度は途中でチームを抜けるという形になりました。まず、この大会期間中、サポートしてくださった全ての関係者に感謝します。色々な感情が生まれる中で前向きに前向きに理解し、自分に与えられたステージに誇りと感謝を持ち、プレーしていきます。最後に U-19日本代表の優勝を願っています」

◆藤本寛也
「今回は途中離脱することになりましたが、また代表チームに戻れるように、チームで頑張っていきたいと思います。FIFA U-20 ワールドカップに出場するためにも、まずは怪我をしっかり治し、そして日々のトレーニング、試合から成長できるよう取り組んでいきます。U19日本代表がアジアチャンピオンになることを信じています」

U-19日本代表は、インドネシアに勝利したため、来年開催のU-20ワールドカップの出場権を獲得。次は連覇を目指して、11月1日に行われる準決勝でU-19サウジアラビア代表と対戦する。