フレン・ロペテギ監督解任の後、レアル・マドリーのベンチに誰が座るのか注目を集めているが、同クラブの元指揮官ホルヘ・バルダーノ氏は、ベルギー代表のロベルトマルティネス監督(45)を推す意見を述べている。イギリスデイリー・メール』が伝えた。

マドリーは29日に成績不振を理由にロペテギ監督を解任。暫定監督はサンティアゴ・ソラーリ氏が務めることが発表された。

▽それでも話題はマドリーの“正式”監督は誰になるのかというところに。アントニオ・コンテ前チェルシー監督の線が今のところ最も濃いとされているが、ソラーリ監督の正式就任や、マルティネス監督説もここにきて可能性を高めてきている。

▽そんな中、現役時代にはマドリーで2度のリーグ制覇やUEFAカップ優勝、監督としても優勝に導いく手腕を見せたバルダーノ氏はマルティネス監督がベストアイデアだと主張。スペイン『オンダ・セロ』に語っている。

ロベルトマルティネスはベストアイデアだと思う。監督は周りのものすべてを引っくり返さなければならない。彼の方がコンテよりも適合できると見ているよ」

「多くのタイトルを獲得してきたコンテは高い地位を確立しているが、ロベルトがこのチームに適していると思う。力のあるゴールスコアラーがこのチームにはいないから難しい仕事になるだろうけどね」

マルティネス監督はスウォンジーやウィガン、エバートンを経て、2016年にベルギー代表監督に就任。ロシアワールドカップでは日本代表やブラジル代表を破って準決勝に導いた。フランス代表に敗れたものの、同国史上最高の3位という成績を収めた。

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