■ 私が演じている浩子は勝ちにこだわっています

【写真を見る】早見あかりさん「キラキラとした、青春を感じられる作品になりました」

 11/3㊗公開の映画「走れ!T校バスケット部」に出演する早見あかりさん。連戦連敗の弱小バスケ部の成長と奇跡を描いた本作の中で、早見さんは部のマネージャー・佐藤浩子を演じている。

「『これぞ青春!』みたいな物語なので、出演が決まった時から撮影が楽しみでした。私が演じる浩子はバスケが大好きな女の子です。もともとバスケをしていたのですが、続けることができなくなり、バスケをする楽しさをバスケ部のみんなに託しているところがあります。そういう理由でマネージャーをやっていて、バスケが好きだからこそ浩子は勝ちにこだわっています。そのこだわりがあったから陽一(志尊淳)との出会いもあったし、メンバー全員が本当の仲間となって勝ち続けられるようなチームになったので、かなり重要な役だと思って演じました」

 同世代の共演者が多く、楽しい雰囲気の中で撮影が行われたそう。

クランクイン前から、みんながバスケの練習のために集まっていて、私も練習場に何度か見に行きました。撮影が始まってからは泊まりの現場だったので、撮影だけでなく、食事の時間など、みんなと時間を共有することも多かったです。撮影の合間は、正直、何をしていたのか覚えていないくらいのくだらない話をしたりしていましたが(笑)、みんなで人狼ゲームをしたのはよく覚えていますね。撮影は楽しみながら、でも遊びじゃないので気持ちを切り替えて。遊びで築いたいい関係性を作品にも生かさないといけないと思い、みんなで頑張りました」

 見どころを聞いてみると。

キラキラとした、青春を感じられる作品になりました。今、部活をしている10代の子だったら『部活を頑張ろう』と思えたり、『諦めなければ願いは叶う』という気持ちや友情を学べる映画だと思います。親世代の方が見ると、学生時代を思い出したり、自分の息子や娘のことを考えたりするのかなって思いますので、いろんな世代の方に見ていただきたいです」

撮影=石塚雅人/取材・文=田中隆信/ヘアメイク=青木理恵(SOUP) /スタイリスト=坂井七帆/キャスティング=千葉由知(ribelo visualworks)/衣装協力=Settimissimo 表参道店(トップス)、Factor= (キャミワンピース)

11/3㊏公開 映画「走れ!T校バスケット部」

連戦連敗の弱小バスケット部の成長と奇跡を描いた、シリーズ累計120万部を超えるベストセラー小説を志尊淳主演で映画化。負け続けている弱小チーム「T校バスケット部」。そんなT校に、バスケの強豪校で1年生ながらエースとして活躍していた田所陽一(志尊)が転入してきた。部活でのイジメが理由で転入してきた陽一は、二度とバスケ部はしないと誓っていたが、新たな仲間たちと出会い、再びコートへ。早見あかりはT校バスケ部のマネージャー・佐藤浩子役で出演。

STAFF&CAST 監督=古澤健 脚本=徳尾浩司 原作=松崎洋「走れ!T校バスケット部」(幻冬舎文庫) 出演=志尊淳/佐野勇斗/早見あかり、戸塚純貴、佐藤寛太、鈴木勝大、西銘駿、阿見201 /竹内涼真友情出演)/千葉雄大(友情出演)/真飛聖、YOU、竹中直人/椎名桔平(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス/週刊東京ウォーカー+編集長 野木原晃一)

「『これぞ青春!』みたいな物語なので、出演が決まった時から撮影が楽しみでした」