デンマークのノボノルディスクファーマは、ドイツ10月1日〜5日まで開催された「第54回欧州糖尿病学会(EASD)年次学術集会」において、ライゾデグ(R)配合注はインスリングラルギンU100とインスリンアスパルトの併用と比較して、1日1回投与というシンプルなソリューションを提供し、夜間低血糖のリスクを低下させることを発表しました。



毎日の注射回数が半減

デンマークのノボノルディスクファーマは、ドイツ10月1日〜5日まで開催された「第54回欧州糖尿病学会(EASD)年次学術集会」において、ライゾデグ(R)配合注はインスリングラルギンU100とインスリンアスパルトの併用と比較して、1日1回投与というシンプルなソリューションを提供し、夜間低血糖のリスクを低下させることを発表しました。



ライゾデグ(R)配合注は、2型糖尿病患者さんの治療のために1本のペンにインスリンデグルデクとインスリンアスパルトを配合した製剤(IDegAsp)です。2型糖尿病の患者さんを対象としたStep by Step 試験において、ライゾデグ(R)配合注の1日1回投与はインスリングラルギンU100 の1日1回投与とインスリンアスパルトの1日1回投与を併用した場合と比較して26週後の時点で毎日の注射回数が半減し、毎日のインスリン総投与量が有意に減少し、同等の血糖コントロールと有意な夜間低血糖のリスク低下が達成されました。



ノボノルディスクのチーフサイエンスオフィサーであるマッズクロス・ゴートムセンは次のように述べています。「低血糖エピソード、特に夜間の低血糖エピソードは、しばしば糖尿病の患者さんにとって恐ろしい経験となります。ライゾデグ(R)配合注の1日1回投与はベーサル・ボーラス療法と比較してはるかにシンプルなソリューションを提供するだけでなく、夜間低血糖のリスクも有意に低下させます。1日の注射回数を減らすことにより糖尿病による負担が軽減され、患者さんの治療遵守が容易になり、より良好なアウトカムを達成する一助になるものと期待しています」。



(画像はイメージです)



外部リンク

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