株式会社ニトリは、東京・赤羽店にてモニター前に立つことでランドセルを背負った姿が映し出されるAR展示を開催しています。展示は約1ヶ月間の展示を予定しており、今後は順次全国の店舗で開催予定とのことです。

(モニターの前に立つとランドセル姿が映し出される)

AR展示は、モニターの前に立つことにより、ランドセルの映像を現実世界に重ねて表示し、まるで実際にランドセルを背負っているような体験ができるものです。ランドセルの映像は、前や後ろ、体の動きに合わせて表示されます。体験にはヘッドセットなど装着するものがないため、気軽に試着感覚できることを特長としています。

(映像は体の動きに合わせて表示)

今回の導入では、実際にニトリが販売をしている約10種類から選ばれたものを試着感覚で体験でき、これからのランドセル商戦に向けた体験型イベントとのことです。

AR展示のアプリは、VR/AR/MR開発などを行う株式会社インフィニットループが提供しています。アプリの導入は小規模なスペースから、イベント会場などの大規模な催しまで設置場所を問わず可能となっています。また、取り扱いには専門的な知識も必要なく、スタッフの配置やレクチャーなども最小限に抑えられ、利用者に試着感覚で楽しんでもらいながら、試着や商品の選定などにかかる時間や手間の負担を軽減することを特長としています。

なお、ニトリはこのほかにもARに関する取り組みを行っており、株式会社リビングスタイルて提供するインテリア試着ARアプリ「RoomCo AR」では、、ニトリのおよそ537点のアイテムを部屋にARで設置、購入前にサイズ感などをチェックできます。

(参考)株式会社インフィニットループ プレスリリース