いよいよ秋の文化祭シーズンが到来!学園祭は各大学の特色が現れるイベントとして人気だが、その中でも東京都府中市にある東京外国語大学 府中キャンパスで毎年行われる「外語祭」は、ほかにはないユニークな学園祭として注目を集めている。

【写真を見る】自分の名前をパキスタンの言葉「ウルドゥー文字」で書いてくれる

首都圏110のキャンパスを対象に大学祭ナンバーワンを決めるコンテスト学園祭グランプリ2017」のグランプリに輝いた「外語祭」。公式SNS・校内案内表示・キャンパスツアーの多言語化など、国内のみならず外国の人にも学園祭を知ってもらう取り組みをはじめ、企画そのものも国際色が豊かで、外国語大学という名前から連想されるイメージにピッタリなものが多い。

1年生が自分の専攻地域の料理をふるまう「料理店」、2年生が専攻語で劇を上演する「語劇」は外語祭の名物企画。日本にいながらにして、様々な国が体験できると好評を博す。

また、例年好評だという各企画も今年はさらにパワーアップ!来場者の名前をいろいろな地域の文字で書く企画「世界の文字で綴る私の名前」は「世界ことば博」となり、展示などを追加してより深く言語の世界を堪能できるように進化しているという。

また、今年から新しく始まるおみくじ企画では小さなお土産にピッタリの、いろいろな言語で書かれた諺付きのおみくじを引くことができる。

この他にも世界の様々な民族衣装が着られる「着てみよう☆民族衣装」、外大が誇る舞踊系サークルが集結し、世界の踊りを見て楽しめる「ダンスフェスティバル」など、世界を肌で感じていただける企画が目白押しとのこと。

実行委員会は「未知の料理、未知の言葉、未知の踊り、すべてここにあります。皆様のご来場をお待ちしています!」と来場を訴える。

今年行われる第96回外語祭は、11月21日(水)から25日(日)までの5日間開催。他の大学の学園祭では味わえない体験がしたい方、何より外国語大学ってどういう大学なんだろうと思われている方は、この機会にぜひ外語祭を訪れてみていはいかがだろうか。(東京ウォーカー(全国版)・栗原祥光)

民族衣装を着てSNSにアップしてみては?